朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

第47回朝活読書サロンCollective Intelligence

こんにちは。

読書サロンへようこそ。

今朝は第47回朝活読書サロン
Collective Intelligence を開催いたしました。
イベントページはこちら。

朝起きると、
外はまだ暗く、お布団のあたたかさに、
二度寝しそうな危険が漂う季節になりました。
(⇨今朝の私)

読書会って超真面目な顔をしながら
難しい話をしているイメージがあるようで、
よく質問を受ける事がありますが、
逆です。
みんなずっと笑っています(笑)
そして大部分が下ネタの話に流れていきます。


雑談を大事にしている読書会なので、
早朝なのに飲み会のようなリラックスした雰囲気です。

では本日ご紹介いただいた本です。

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数学でみがく論理力

数学でみがく論理力



シゲさんのご紹介です。
数学がメチャ苦手なわたくし。
うまく説明できないので、
シゲさんの素晴らしいレビューをご覧ください。
(一冊目から丸投げw)

読書会のご参加者で、
この雑誌からいろいろ新しい本を見つけたり参考にしたりするかたが多いですね〜。

とりあたまJAPAN―日はまた昇る!編

とりあたまJAPAN―日はまた昇る!編


地震原発、TPP……未曾有のニュースに覆われた2011年を、いつか笑顔で振り返るために――。最強コンビの爆笑ニュース解説!(Amazonより引用)
週刊新潮の人気コラム、週刊鳥頭ニュースの第2弾だそうです。
この連載は、コラムを佐藤優さん、マンガを西原理恵子さんが担当していて、原則的に2人の間に事前の打ち合わせはないようです。 

打ち合わせが無い分、
率直に意見を言い合えるのは良い事です。
溢れるインテリジェンス、
佐藤優さんのファンが多い当読書会。
一体何冊出しているのだろう。

シゲさんのレビューです。

そして週刊ダイヤモンドにも載っている私服の派手なシャツはどこで購入したのか、激しく知りたい。下の写真のシャツも知りたい。
目ヂカラ!

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逆説の政治哲学 (ベスト新書)

逆説の政治哲学 (ベスト新書)


「正義を実現しようとする人は、無自覚のうちに『ファシズムの罠』に絡め取られてしまう―」先人たちの思想がもたらした光と影。(Amazonより引用)
教授のご紹介です。

 ローマ共和政末期の政治家キケロによると医者は患者を癒す存在で、患者に毒薬を与えるようでは、もはや医者ではない。
その先人の例えで、とてもよく理解できます。

人間が道を誤りやすい存在であり、そして政治や社会の複雑さを強調する保守主義の立場が貫かれています。 




住んでみた、わかった!  イスラーム世界  目からウロコのドバイ暮らし6年間 (SB新書)

住んでみた、わかった! イスラーム世界 目からウロコのドバイ暮らし6年間 (SB新書)


本書で明らかにするのは「イスラームの基本的な教えにはどんなものがあるか、 その教えに従って今日とはどう行動するのか」ということです。 アラビア半島の一角に位置する大都市ドバイにて、イスラームに疎かった一人の日本人が イスラーム教徒たちと過ごすことによってイスラームに馴染んでいった過程を、 みなさんが追体験できるように書きました。 
中学生から読めるように、イスラームの細かい規則についての説明は避け、 規則のアラビア語名は多くを省略しています。 「イスラーム」という言葉には「神の教えを絶対的に信じ、よりどころにすること」という意味が含まれているので、 本書では「イスラム教」という言葉ではなく「イスラーム」を使っています。 イスラームの「異性に対して慎み深くあるべき」という教えに沿って男女が分かれて行動するUAEにおいて、 女性の私が男性の社会を深く知ることはできません。 また、イスラーム教徒ではない私が立ち入りできないUAE社会の側面も多々あることでしょう。 これらの克服できない領域があることを承知の上で、今後、日本人が関わることが多くなるであろうイスラームについて、 それを身近に感じ、馴染んでいただきたい、との願いを込めて著しました。 アラブのイスラーム教徒は、日本人と考え方や行動がまったく違う面を持つ一方、 われわれと非常に近い面も持ち合わせています。 この本ではみなさんが日本と外国の宗教や生活を比較する視点を持つようになることも意図しています。 それではアラブのお香の匂いが漂うドバイへ一緒に出かけましょう。 (「はじめに」より) (Amazonより引用)

東京オリンピックも、あと5年。
これから日本にたくさんの外国人がいらっしゃいます。
たくさんの文化に興味を持つことから国際交流が始まります。
ニュースなどではどうしても情報が偏りがち。
世界人口の20%強を占めるイスラームの人たちとうまく関わっていくためにはどうすればいいかがわかる一冊。

ドバイで日本語と空手を教えることになった筆者は、日本が大事にしている精神と大変似ているそうです。




その手をにぎりたい

その手をにぎりたい

恋と仕事とお鮨に生きるバブル期OL大河小説!(Amazonより引用)

Micoさんのご紹介です。
前回ご参加いただいた、しょこたんからお借りしている一冊。
バブル期、地方出身の女の子が高級寿司店で職人のお寿司を握る姿に魅了され、寿司店へ通う為だけに上京し不動産屋さんに勤め稼いだお金でお寿司を食べるお話。
あー、お寿司食べたい。

Micoさんは才能溢れるソムリエのファンになっていた事があり、主人公の気持ちがよく理解できたそうです。
無駄のない美しい磨きぬかれたプロの手の動きは、本当にセクシーですもの。

話は脱線して、参加している女性陣、
男性の手を注目しセクシーな手は魅力的と意見は一致。

この謎はFox遺伝子についてご参照ください。
品位のある下ネタです(笑)ここ重要。

いま、将棋やクイズ番組など「人工知能vs人間」の戦いがあちこちで起こっている。 2014年の英オックスフォード大学の研究報告では、今後10年から20年ほどで、 人工知能を含むITの進化の影響によって、米国の702の職業のうち約半分が 失われる可能性があると述べている。 
最先端の人工知能技術「ディープラーニング」をめぐっては、グーグルやフェイスブックなどが 数百億円規模の激しい投資・人材獲得合戦を展開。一方で、宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士や、実業家のイーロン・マスクビル・ゲイツなどが、「人工知能は人類を滅ぼすのではないか」との懸念を相次いで表明した。 そのテクノロジーは、ヒトを超える存在を生み出すのか。 人間の仕事を、人類の価値を奪うのか。 
▼ トップクラスの研究者が解きほぐす、「人工知能」の過去・現在・未来  
ディープラーニングの特徴をひと言で言えば、コンピュータが人間のように 「気づき」を得るしくみのこと。 これまで「人工知能」と呼ばれていたものは、たとえ同じ計算を10万回やっても、 1回目と10万回目のやり方は基本的に同じで、「もっと早く計算できる方法」に 自ら気づけない。 
コンピュータの計算能力は飛躍的に上がったが、それは根本解決ではないのだ。 しかし、その状況がディープラーニングによって革命的に変わる。 本書では、人工知能学会で編集委員長・倫理委員長なども歴任、日本トップクラスの 研究者の著者が、これまで人工知能研究が経てきた歴史的な試行錯誤を丁寧にたどり、 その未来像や起きうる問題までを指摘。 情報工学・電子工学や脳科学はもちろん、ウェブや哲学などの知見も盛り込み、 「いま人工知能ができること、できないこと、これからできるようになること」 をわかりやすく解説する。(Amazonより引用)

千どり姐さんのご紹介です。

現段階での人工知能について、
こう結論付けています。

“生物とは知能と生命を兼ね備えたものであり、生命のない人工知能が人間に取って代わることはない”

よく人工知能が暴走して世界を乗っ取るようなあらすじの映画がありますが、まずありえないそうです。

しかし『攻殻機動隊』の中でも描かれているように、私は、ゴーストと云われる感情を持つ生命のようなものが、何かの拍子に生まれくる可能性は遠い未来あると思います。
きっとかなり遠い未来に。

身近なロボットといえば、
芸人の今田耕司さんとペッパー君の笑える話をしました。
この記事です。



GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 [Blu-ray]

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京職人ブルース

京職人ブルース

1200年の都を支える職人世界はとんでもエピソードの宝庫だ!。(Amazonより引用)
イラストがホンワカしていて
とても読みやすそうな一冊。
蒔絵師、京焼職人、表具師、友禅職人のほか、香割り職人や鏡師。。?
私たちにはあまり知られていない職人さんのディープな世界を覗けます。
あー、京都に行きたいなぁ〜

常人離れした身体能力と行動力、仁義と正義感にあふれ、純情で不器用な高校一年生・剛田猛男。同性からは慕われる男の中の男だが、異性には全く好かれない、いかつい顔とごつい巨体の持ち主だった。彼がこれまでに好きになった女子たちは、クールで秀才でイケメンの親友・砂川誠を好きになっていた。
ある日猛男は、電車で痴漢に遭っていた女子高生・大和凜子を助け、猛男は大和に一目惚れする。後日、お礼に訪れた凜子の様子から「彼女もまた誠を好きになったのだ」と察し、誠と大和の恋を成就させようと体を張って奮闘する。しかし、凜子が想いを寄せる相手は砂川ではなく、猛男だったのだ。誠の協力もあり、思いを確かめたあった猛男と大和は、恋人として付き合うことになる。(wikipediaより引用)

わたくし前田の紹介です。
今ならKindleで1巻は11/11まで、
2巻は11/8まで無料ですので是非読んでいただきたい!
名前を間違えやすいので確認すると。
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✖️剛田武

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◯剛田猛男(右は親友のイケメン砂川君)

猛男君のお母さんの声がアニメでは、
ジャイ子の声優さんなので連想させる名前をつけたのでしょうね。たぶん。

自分のことよりも、
常に周りの幸せを願う猛男君に号泣してしまいました。
そして親友の砂川君もまた猛男君の幸せを願い、叱ったり、そっと助け船を出したり、さりげない優しさもまた泣けます。

涙腺崩壊。良い作品に出会えました。
最近涙もろくなったなぁ(笑)


舞台は18世紀パリ、王を頂点とした身分制度の時代。主人公シャルル=アンリ・サンソンは代々に亘ってパリの死刑執行人を務めるサンソン家四代目当主として生まれる。
死刑執行人は、国王から直々に任命される「正義の番人」でありながら、世間からは「死神」と蔑まされる“矛盾”を抱えた過酷な職業。シャルルは『ムッシュ・ド・パリ』と呼び恐れられる、その職を継ぐことに苦悩する。だが、「いつか死刑を無くす」ことを志して、死刑執行人を務め上げることを誓った。人類史上最大級の革命でマリー-アントワネットや国王ルイ十六世、名を轟かす革命家たちと交わり、革命の闇の立役者となった、シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命を描く歴史大河である。(wikipediaより引用)
この作品は下記の本を基に描かれています。

実在の人物で、
ルイ16世マリー・アントワネット、エベール、デムーラン、ダントン、ラヴォアジエ、ロベスピエールサン=ジュストクートンといった著名人の処刑のほとんどに関わり、
本人は熱心な死刑廃止論者でしたが、
皮肉な事に人類史上2番目に多くの死刑を執行する結果となり、国民からも貴族からも忌み嫌われ差別され、孤独と矛盾を抱え悩む人生を送ります。
このマンガで初めてサンソン家を知りました。

題名のイノサン(フランス語で無垢)そのままに、一コマ一コマがまるで一枚の絵画と表現したい美しく繊細な筆致です。


ご参加の皆様、ありがとうございました!
今回も楽しかった\(^o^)/

次回は11月19日木曜日に開催予定です。
皆様のご参加心よりお待ちしてますm(_ _)m