朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

大人の英語塾、第5回Collective Intelligence 英語科

 
こんにちは。
春の陽射しが気持ち良い今朝は
第5回Collective Intelligence 英語科でした。

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授業の前のリラックスしたひととき。
筆者モリモリ朝食をいただいてます(写真右から二番目)



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(写真左、青木先生)



英語上達に導いてくださる先生は、
白洲次郎に学ぶビジネスの教科書』の著者
青木高夫さんです!

白洲次郎に学ぶビジネスの教科書

白洲次郎に学ぶビジネスの教科書

「プリンシプル」なくしては、もはやビジネスの世界でも生き残れない! 
グローバル化するビジネス現場。組織と交渉相手との間で、板挟みになったとき、周囲の批判を辛く感じたとき、いかにして自分を見失わずに生きていけるか。占領下日本でGHQとタフな交渉をやり遂げた白洲は、現代ビジネスマンのメンターと言える存在。 
国内外の自動車産業に関わるルール作りに参画し、世界のビジネスパーソンと広く交流する筆者の視点で「白洲的働き方・生き方」を指南する。
著者について
青木 高夫 
1956年、東京都生まれ。HONDAにて自動車産業に関わるルールメーキング、リクスマネジメント、コーポレートガバナンス関連の対応を主管したほか、海外駐在時は販社開発・M&A等を行う。マネジメント、マーケティングなどの研究で発掘した欧米のビジネス書を翻訳・紹介しつつ、国内外政府のルールメーカーやビジネスパーソンと広く交流している。専修大学大学院客員教授。 著書に『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか ルールメーキング論入門』『日本国憲法はどう生まれたか? 原典から読み解く日米交渉の舞台裏』(以上、ディスカヴァー携書)など。ほかにビジネス関係の訳書多数。(Amazonより引用)

教科書はこちらです。

You Can't Win a Fight with Your Boss: & 55 Other Rules for Success

You Can't Win a Fight with Your Boss: & 55 Other Rules for Success


原書でビジネスパーソンにとって気をつけなければならないポイントや成功するルールを読み進めています。

今回【Look the Part】の章
身だしなみについて
学びます。

『いっぽんどっこの唄』
の中の有名な歌詞で
ボロは着てても、心の錦

いっぽんどっこの唄 (MEG-CD)

いっぽんどっこの唄 (MEG-CD)


この唄は
老子の【被褐懐玉(ひかつかいぎょく)】
すぐれた才能を持っているが、表面には出さないこと。「褐」はぼろぼろの服のことで、外見は粗末な服だが懐には宝玉を隠し持っているという意味。
(「被褐懐玉」(ひかつかいぎょく)の意味より引用)
に通ずるフレーズです。

崇高な精神で私も好きですが、
ビジネスシーンでは
これは通用しないと読み進めるとわかります。

服装やベルト、腕時計、髪型など細部まで
指導しています。
著者は一言で理由を述べています。
Visual impressions are lasting impressions.
著者の若かりし頃に学んだ経験談を含め、
いかに身だしなみに気をつけなければいけないかを説いています。

そして
facial hair
このことについて解説と警告をしています。一部抜粋すると、
In most Fortune 1000 companies facial hair is out. If you have to wear it, wear it at your own peril—and make sure it is neat and trimmed.
世界で活躍している経営者や役員の身だしなみをチェックすると、また違う側面を見られるかもしれませんね。

私たちも仕事をしている以上、
会社の看板を背負っていますから、
気をつけなければいけないのもありますが、
お洒落を楽しむ視点に切り替えると素敵です。

こんな特集記事を見つけたのでご興味ある方は
ご覧ください。



マダムがマドラーにそれぞれメッセージが違うのをお気づきになりパシャり。
おみくじ気分で今日のメッセージとして受け取りました。

【Do It now . Not tomorrow.】

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前回の英語科の様子を書けなかったので、
メッセージに従い反省しながら
帰宅してからすぐ書き始めました。
コツコツできるとやはり気分が良いですね。

ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ
ごきげんよう♪

お別れの曲は



【女の子ってこわーい(笑)】『姫百合たちの放課後』

おはようございます。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎月第一日曜日に、一ヶ月で読んだ本の中から選りすぐりの一冊を紹介していきます。


毎度カタめの本が多いので、今日は思い切ってヤワラカな一冊を紹介しましょう。


森奈津子著『姫百合たちの放課後』



百合コメディというジャンルがあることを本書で知りました。百合とはレズビアニズムを指しているのですが、レズビアニズムに「百合」と名付けたのは、ゲイ雑誌「薔薇族」の編集長なのだそうです。ゲイ雑誌の、しかも異性愛者の男性が「まさに!」という名称をあてたのは何とも興味深いですね。


こちらのブログで紹介する本はカタめの本が中心です(意識しているわけではありませんが)。しかしながら私の読書は雑食なので、いつも堅苦しい本ばかりを読んでいるわけではありません。硬軟使い分け。アメとムチを使い分けるようなものです。それにしてもこれはヤワラカ過ぎでしょうか(笑)


本書は百合コメディの短編集なので何話か収録されています。最初は「なんだ、こんなもんか...」と読み進めていると、だんだんとエンジンが温まってきてハードになっていくではありませんか。ハードというのは絡みのこと。これを朝の通勤時間帯に電車内で読んでしまうんですから、我ながら(笑)


ボーイズラブがこれだけ売れているんだからこれからは百合ですよ!と威勢よく編集者をどやし付けたものの、著者の創作活動は冒険に満ちあふれたものだったと振り返っています。まだ、百合というジャンルに世間の理解が追い付いていなかったようですね。冷たい世間の目に晒されていたのでしょう。


ところがいまや「百合ものを書きたい」といえばあっさりOKが出る時代になったのだとか。偏見バリバリの世間と戦わずして作品が発表できるので拍子抜けの感もあるそうです。なお、著者はこの作品集がオカズとして使われることを強く望んでいます(笑)ずいぶんとまた味付けの強いオカズですが。

「ふふ。いきそうだったでしょう? わたしには、わかるわ。だって、同じ女の子の体ですもの」


女の子ってこわーい(笑)本書が良いのは百合一辺倒ではなく、百合「コメディ」であるところです。コメディなので何気に楽しめます。もちろんバリバリ百合の場面もしっかり味わってしまいましょう。面白おかしく読めますので興味がある人はどうぞ。次はボーイズラブにも挑戦してみようかな?

第56回朝活読書サロンCollective Intelligence

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こんにちは。
読書サロンへようこそ。


本日は第56回朝活読書サロンCollective Intelligence を開催しました。
イベントページはこちら。


では、さっそくご紹介いただいた本です。

春琴抄

春琴抄


『春琴抄』(しゅんきんしょう)は、谷崎潤一郎による中編小説。1933年(昭和8年)6月、『中央公論』に発表された。盲目の三味線奏者春琴に丁稚の佐助が献身的に仕えていく物語の中で、マゾヒズムを超越した本質的な耽美主義を描く。句読点や改行を大胆に省略した独自の文体が特徴。(ウィキペディアより引用)
キングのご紹介です。
Collective Intelligence では月一冊名作を読む
オンライン上の読書会も開催しており、
今月は『春琴抄』が課題本。
ご参加いただく官能小説書評では随一\(^o^)/のキングのご投稿が楽しみです。
青空文庫に入りたて注目の谷崎作品!


ロボット (岩波文庫)

ロボット (岩波文庫)


ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて世界中に広まった.舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場.人間の労働を肩代わりしていたロボットたちが団結して反乱を起こし,人類抹殺を開始する.機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うたチャペック(一八九〇‐一九三八)の予言的作品.(Amazonより引用)
キングが現在読んでいる中の一冊。
この著者がロボットの名付け親と初めて知り感動しました。
あらすじを読んで手塚治虫さんの『火の鳥』に通ずるお話だと思いました。

火の鳥 (2) (角川文庫)

火の鳥 (2) (角川文庫)

漫画の神様、手塚治虫さんは幼い頃から外国のSF小説を読み漁り、未来の地球を常に想像していました。


ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)

ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)


オランダ、ポルトガル、イギリス。近代におけるヨーロッパの台頭は、世界を一変させた。本書は、軍事革命、大西洋貿易、アジア進出など、その拡大の歴史を追う。
ヨーロッパは他地域に対し、ずっと優位にあり、覇権を握っていたように思われてきた。しかし、それはたかだか一九世紀に達成されたことにすぎない。本書は、オランダ、ポルトガル、イギリスなど近代ヨーロッパ諸国が勢力を拡大し、世界を一変させた過程を追う一冊である。「軍事革命」で他の地域に優る軍事力を手にし、近代国家のシステムを発明。その後、大西洋貿易で力をつけ、アジアへ―。現在の世界は、どのように形成されたのか。そして、どこに向かっているのか。現代世界を考える上でも必読の一冊。(Amazonより引用)

詳しくはこちらのキングの書評をご覧ください。

今回の読書会の様子とこの本の簡単な紹介をブログに書いていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
詳しくはこちらをご覧ください。


大人の迷子たち

大人の迷子たち


「きたえた翼は、強い」(全日空)、「21世紀に間に合いました。」(トヨタプリウス)、「美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。」(資生堂アクテアハート)、「やがて、いのちに変わるもの。」(ミツカン)、「年賀状は、贈り物だと思う。」(日本郵便)などのコピーで知られる広告業界の第一人者、岩崎氏が東急線沿線で配られているフリーペーパー「SALUS」(発行20万部以上)で連載していた人気エッセイ「大人の迷子たち」の書籍化。犬のこと、季節のこと、同窓会、道草、父、そして母のこと…。この国のゴールデンタイムを見続けた著者が贈る、何度でも読み返したくなる珠玉のエッセイ集。(Amazonより引用)

ひろみさんのご紹介です。
『SALUS』に掲載されている岩崎さんのエッセイのファンで、普段書店の本棚を見てインスピレーションで本を購入しているひろみさんが「この本が買いたい」と決めていた思い入れのある一冊。
直接的な言葉を使わないのに、
奥にあるメッセージが優しく伝わるそうです。
言葉とはこのように使うのかと、岩崎さんの文章からにじみ出るお人柄と才能にいつも感動していたそうです。
連載最後の文章も「お別れ」も「終わり」などの言葉を使用せず、読者に幕を閉じることをそっと伝えました。
連載終了の2週間後、岩崎さんは静かにこの世を去りました。闘病していた事を隠して連載を続けていたのです。
自分はこんな風に去れるか。
病をまるで感じさせない人でいられるか、
私は考えてしまいました。


2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート


すこし長くなりますが、私がノートを書くようになったきっかけをお話しようと思います。 私は24歳のとき、ある方が家族同様に信頼していた田原さんという人のカバン持ちとして、名古屋の赤字会社の再生などに立ち会うという貴重な経験をしました。 
 ある方とは、OA機器メーカーであるリコーや、銀座4丁目交差点にガラス張りの丸いビルをつくったことで有名な、リコー三愛グループの総帥・市村清さんです。 その市村さんは、ソニー盛田昭夫さんや東急の五島昇さんなど、当時の多くの若手経営者や文化人から、「経営の神様」として仰がれ、その集まりは、「市村学校」とも呼ばれていました。 
 そのころです。田原さんから、 「これからはマーケティングの勉強をしておいたほうがいいよ。モノは作れても、売れなければ倒産するからな」 といわれ、その勉強を始めました。わたしが27歳のときです。十條製紙とグローバル企業のキンバリー・クラーク社が、合弁会社の十條キンバリーを設立。日本ではじめてクリネックスというティッシュペーパーを発売することになり、今でいうスカウトという形でマーケティング担当として呼ばれたのです。 そのグローバル企業の世界観、プロの仕事の進め方のすごさに当時はカルチャーショックを覚え、これは忘れずにメモしなければと、仕事に大切なことを思わずノートに書き始めたのがきっかけです。  内容については千差万別ですが、おもに思いついた仕事のコツや仕事のフォーマット、組織の良し悪し、リーダーになれる人となれない人の違いなど、日々「おやっ!」と思ったことを書きとめ、『OYATTO NOTE』(おやっとノート)と名づけました。 
 ですから私はこのノートを27歳から書き始め、役員や社長をしながら2000社あまりの会社再生をしてきたその後の40年間、つねに自分の気づきをメモしているのです。 
 その数は200冊くらい書いてきたと思います。しかしボロボロになったのもあり、要点を抜き出してパソコンに入れた後、多くを処分しました。いま、私の机の上には50冊ほどのノートがあります。色やサイズはまちまちです。 私はこのノートを書くという習慣によって、磨かれたことがかなりあり、多くの知的な財産を得たように思います。 
 まず、営業やプレゼン、社内の会議で引用できるネタが豊富になりました。メモしただけでなく、空いた時間に分析しておくので、付け焼き刃でなく、自分なりに咀嚼した説得力ある会話ができるわけです。 
 つぎに、判断のスピードが格段に上がったこと。まったく仕事と関係ない事象も、因果関係を分析するクセをつけておくと、「あ、これはあの過去のパターンと同じだ」 と類推する脳の回路がつくられたようです。それによって戦略策定力や計画立案力が飛躍的にアップしました。 この「おやっとノート」術は簡単で、本当に役に立ちますので、ぜひあなたにも実践していただきたいと思います。この習慣で多くの得をしたことはあっても、ソンしたことは一度もありません。 
 いま私の事務所には、私の本を読まれた社長や部長・課長はもちろんのこと、20歳代の若いビジネスマンも多く相談にこられます。ときには数人で勉強会をして議論したりすることもあります。そんな会合で、このノートを参考にしながらお話ししていたら、そこに出席していたある編集者の目に留まり、「この内容はいまのような不透明な時代に、ビジネスマンにとって仕事術や生き方の参考になりますよ」と本にすることを勧められました。今回そのなかから、すぐに実践して役に立つ仕事術を中心にまとめたものが本書です。 これから一時的に景気は底を打った感があっても、私は、さらに10年は激動の厳しい時代が続くと予測しています。日本の経済環境を考えてみると、少子高齢化グローバル化による空洞化など、難問は山積です。  こんな時代でも、力強くしなやかに生き抜き、自分の家族を守り、自分の組織を守り、周りの人たちからも信頼され、喜ばれるような働き方をしたいものですね。  そのためには、プロフェッショナルといわれるための基本を身につけていただければと願っています。 本書がその一助になれば、最高に幸せです。(Amazonより引用)
楠田さんのご紹介です。
著者の長谷川さんは2000社を超える企業の再生事業に参画し、赤字会社の大半を建て直しました。これは本当にすごいことです。

「社長の」とは書かれていますが、
働く全ての人に向けた一冊。
「悪い情報ほど先に言う。必ず報告」
「仕事は自ら作り出す。」
「社員一人一人が利益への執着心を持っていないと実益を生み出す 組織は作れない」
など一人ひとりの意識を高めることが会社の強い武器になります。
1ページくらいにまとめてあるので、会社に置いて日めくりのように毎朝気合いを入れるのに向いているかもしれません。


1億人の服のデザイン

1億人の服のデザイン


ユニクロに新風を吹き込んだデザインディレクターは、イッセイミヤケで服作りを究めた人。 1人を魅了するか、1億人に届けるか、「売れる」もの作りの哲学は変わらない! 
著者の滝沢直己氏は2011年から、ユニクロのデザインの方向性を指揮するデザインディレクターに就任。ヒートテックやフリースなどの可能性を探る「ライフウエア」プロジェクトを立ち上げ、新しい着こなしの提案に力を入れてきました。 
その滝沢さんは1982年に三宅一生さんのデザイン事務所に入り、「イッセイミヤケ」ブランドを背負って仕事をしてきたデザイナー。国籍も性別も年齢も問わない百万枚、1千万枚、1億枚の服作りを手がけるというニュースは業界に衝撃を与えました。しかし、滝沢さんのデザイン哲学は不変です。冒頭の「スティーブ・ジョブズ氏のTシャツ」という章。ジョブズ氏がアップルの新製品発表の時に着ていた、濃紺のタートルネックのTシャツをデザインしたのがイッセイミヤケ時代の滝沢さんでした。その製作秘話にはアップルの思想とユニクロの「ライフウエア」の思想の共通点がすでに垣間見えます。大量生産・大量消費の商品だけなく、高付加価値の商品を開発するのが日本のメーカーの生き残る道とも言われる時代。ただ、大量生産・大量消費の商品であっても高付加価値でなくてはならないというのが本書の最大のメッセージです。全編通して「高付加価値」について考えるヒントが満載です。 
初参加レイさんのご紹介です。
キングのブログを読んで当読書会に興味を持ってくださったそうです。
ありがとうございますm(_ _)mアリガタヤ〜

イッセイミヤケ時代に購入した濃紺のタートルネックが非常に気に入り、
滝沢さんは再度注文を受けたそうです。
忠実にオーダーに応えたつもりでしたが、
返品されました。
理由は着てみるとわかる過去の物と微妙に形、
生地や織りによる肌触りが違うのです。
何度も返品されたことにより、
「すべての発想が売り上げ分析からきてる。 数値化して当たる商品を作り出す。 その数字に1センチのずれも許されない。 もし1センチ長かった商品が不振であれば、その1センチが売れない理由にされてしまう」
という考え抜かれた高付加価値の商品作り、
売れるものづくりに気づくのです。

服に関する話をしながら
Micoさんはこちらの本をご紹介してくださいました。

毎日の大人服 (ナチュリラ別冊)

毎日の大人服 (ナチュリラ別冊)


いくつになっても、Tシャツ、デニム、チノパンといったカジュアルスタイルが好き! という大人世代に向けた、おしゃれの本。著者の林 行雄さん、多佳子さんご夫妻は、兵庫県西宮市にある、知る人ぞ知るセレクトショップ「パーマネントエイジ」のオーナー。長年、店頭で多くのお客様に接してきたからこそわかる、リアルな着こなしアドバイスを一冊の本にまとめました。 (Amazonより引用)

 わたくし前田はこちら。
只今15巻まで出ていますが、世界中の人が着たいと思う洋服作り、原価、人気を上げ続ける方法など後半は特に注目です。
ヲタ女子の突き抜けっぷりも大好きです(#^.^#)
史上初(?)の「本格腐女子漫画」! クラゲ大好きの女の子・倉下月海(くらした・つきみ)が暮らすアパートは男子禁制・ヲタ女子オンリーの天水館(あまみずかん)。ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!? 腐女子軍団「尼(あま)~ず」も人気爆発中♪


辞書・辞典・事典・図鑑。これらを、引いたり調べたりするものだと思ってはいないだろうか。 また、大人になってからはすっかり縁遠くなってしまった、という人はいないだろうか。 
実は辞書や事典は、生涯をかけて読まれるべき面白い「本」である。 
いまやインターネットでなんでも調べられるが、そこで得られる知識は、 入力したキーワードから予測される範囲の事柄にすぎない。 一方、辞書や事典を読むのにキーワードはいらない。 適当にページを開けば必ず知らない何かが記載されており、思いもよらなかった知識を得ることができるのだ。 本書では、こうした類の本を「事典」と定義づけ、おすすめの56冊とその活用法を紹介する。 (Amazonより引用)
続けて前田の紹介です。
書評サイトHONZ代表の成毛さんの事典案内です。
当読書会は、ものすごい読書量の読書家を
敬意を表して「変態」と呼んでいます。

読了後の感想はただ一つ。
「この人、スーパー変態だ」でした(笑)
 
現代、わからないことはグーグル先生にお尋ねすれば大抵の事は回答してくれますが、
一つ大事な事があります。
キーワードを持たない人にはグーグル先生は何一つ教えてくれないということです。
未知な分野ではキーワードすらわからない場合があります。
反対に事典をめくると簡潔に説明されていて新しい知識を吸収するには持ってこいの教養本なのです。
広く浅く小さな知識を仕入れていくと、ものごとを俯瞰して捉えることができるようになってくる。ひとつの物語に狭く深くのめり込むと、それはそれで楽しいのだが、近視眼的になりがちだ。一方、雑多な知識をつまみ食いしていると視野が広がり、それに伴って楽しみの幅も広がっていく。
著者に敬服m(_ _)mさすがです。
変態を感じたのは第2章です。
いろいろな事典を紹介しているのですが、
こんな本まで読んでいるの⁉️
ほんの一例を。

織田信長家臣人名辞典

織田信長家臣人名辞典

家臣1,458人をひたすら詳細に記録してある一冊。(織田信長は出てきません)
信長ファンは (*´д`*)ハァハァ しますね。


官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)


当読書会向けな一冊です(笑)
成毛さん、
「人目のあるところで読まないでね」
とのこと。

城のつくり方図典

城のつくり方図典


作るのかよっ(笑)
ではなくても、時代小説など細かい表現の際
資料として読めば 臨場感たっぷりで楽しめる一冊。

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異類婚姻譚

異類婚姻譚


子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作ほか、自由奔放な想像力で日常を異化する、三島賞&大江賞作家の2年半ぶり最新刊!(Amazonより引用)
Micoさんのご紹介です。
芥川賞受賞作品。
他人同士だった二人が結婚をし生活を共にすると顔が似てくるのは、不思議な現象。
同じ食べ物や同じ景色をみたり感動を共有するからでしょうか。
このお話はそんなところから始まります。
全体の雰囲気を説明するのが難しい、
滑稽でもあり、ファンタジーでもあり、
少々ホラーテイストのミステリーだそうです。


皆様ご参加いただきありがとうございました!

次回は
・4月18日(月)
・4月28日(木)の予定です。

●電源カフェbeez

●料金300円(会場使用料、フリードリンク付き)
会場入り口でお支払い下さい。


お別れの曲は
映画「Cabaret 」より

ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ

第55回朝活読書サロンCollective Intelligence

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こんにちは。
読書サロンへようこそ。

先日
『花吐き乙女』という作品を読んだ前田です。
種堂(たねどう)准教授が研究を続けている「嘔吐中枢花被性疾患」通称「花吐き病」。その症状は、片思いをこじらせて苦しくなると突然花を吐いてしまうというもの。はるか昔から流行・潜伏を繰り返しながら現代まで続くこの不思議な病気をめぐる、せつなくて切実な恋物語。(Amazonより引用)
【花吐き病】という病が
古えより続いているという設定で、
物語は一話ごとに登場人物の一人にスポットを当てて進行します。
苦しい片思いをすると、美しい花を吐き出します。
未感染者は、その花に触れると感染します。
そうして一生保菌者になるのです。
この病に特効薬はまだ見つかっておらず、
唯一治る方法は、想う相手と両想いになること。

叶わぬ恋ゆえ花を吐く。
両想いは遠い夢。
涙は流れ、美しい花が咲くばかり。

なんとも胸に迫る切ないお話でした。


前置きが長くなりましたが、

本日は第55回朝活読書サロンCollective Intelligence を開催しました。
イベントページはこちら。





最強の成功哲学書 世界史

最強の成功哲学書 世界史


世界史こそ、最強の成功哲学書である。 
世界史5000年の歴史から生まれた「15の成功法則」とは?ビジネス・人生に効く、すごい世界史 ナポレオン、ハンニバルビスマルクユスティニアヌス大帝etc 歴史に名を残す者たちは、なぜ偉業を達成できたのか? 答えはすべて歴史の中に。偉人の叡智を武器とせよ! 
【人生を切り拓く15の成功法則】 
第1章 逆境は飛躍の糧 
不遇時代をどう過ごすか。それが未来の飛躍を決める。 
第2章 天は自ら助く者を助く 
絶望にあっても諦めない。その者にのみ幸運の女神は微笑む。 
第3章 百戦百勝は善の善なる者に非ず 
勝てば勝つほど敗北へと近づく。強い者ほど弱く、弱い者ほど強い。 
第4章 戦術と戦略を見極めよ 
目先の勝利に囚われて大略を見失ってはならない。
第5章 最大の危機こそ好機 
ピンチとチャンスは同じ形をしているもの。 
第6章 方針貫徹か、転換か 
状況が変われば方針も変わる。ひとつの方針に執着してはならない 
第7章 常勝の秘訣は戦力集中 
水滴とて一点に集中させれば石をも穿つ。 
第8章 小出し遅出しは兵法の愚 
押すときは一気に、退くときも一気に。しかもタイミングを逃さない。 
第9章 小さな躓きは神の助言 
行動を起こそうと思った矢先の小さな躓き。それは神の助言である。 
第10章 囲む師は必ず闕く 
窮鼠は猫を噛むもの。あえて敵に逃げ道を与えることが楽に勝つコツ。 
第11章 押さば引け、引かば押せ 
敵が強大であるとき、正面から戦うのは愚。堪え忍ぶことが肝要。 
第12章 能ある鷹は爪隠せ 
優れた才能は「諸刃の剣」である。ときに我が身を亡ぼす。 
第13章 才ある者に任せよ 
人の上に立つ者は優秀である必要はない。使いこなせればよい。 
第14章 死中に活あり 
追い詰められたときに弱気は禁物。あえて敵陣に突っ込む。 
第15章 学びて思わざれば即ち罔し 
知識を得たことで満足する者は多い。 
しかし、実践の裏打ちなき知識など無意味である。
偉人の叡智を武器とせよ!リーダーシップ、戦略・戦術、交渉・駆け引き、意思決定、人生を切り拓く15の成功法則。(Amazonより引用)
楠田さんのご紹介です。
神野さんは河合塾世界史講師なのですね〜。
人気講師らしいリズムを感じる見出しです。
ナポレオンは、ものすごいスピードで出世したと思われがちですが、
実は長い時間をかけ力を蓄え、
種蒔きをコツコツし、
チャンスが来た瞬間に掴むことができた人物なのです。
歴史上の人物から生きる智慧を学ぶ一冊。

どこに目をつけて、何を調べるのか―。26年の実務経験を持つ元国税調査官が、豊富なエピソードから語る税務調査の実態。(Amazonより引用)
ルーシーさんのご紹介です。
確定申告の時期で、ヒーヒー😱だった方も、
余裕だった方にも来年ゆとりを持って
税に興味を持って取り組んでいただけるように、とオススメいただいた一冊。
税務調査の際に、どのポイントを税務署員は
チェックしているのか、現場での生の声は貴重ですね。
「税理士に任せている」などはNGワードらしいですぞ。
一体どう言えばいいのだーー(つД`)ノ


ラバー・ソウル (講談社文庫)

ラバー・ソウル (講談社文庫)


専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われた。 偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里(みしま・えり)を座らせる。 大胆不敵、超細密。 ビートルズの名曲とともに紡がれる、切なく衝撃の物語。 空前の純愛小説が、幕を開ける――。 
幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス。(Amazonより引用)

Kさんのご紹介です。
醜い容貌の主人公が、美しいモデルに恋をする。
そんな恋は、主人公のコンプレックスが故に
切ない気持ちを歪めストーカーのように変身させてしまう。
読んでいて、気持ち悪くならず、むしろ主人公に同情や共感させてしまう作者の実力に唸りっぱなしだったそうです。

カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)

世界最高の小説は何か。候補の筆頭につねに上げられるのが、この作品だ。だが、日本では同時に、翻訳が難解とも言われてきた。ドストエフスキー研究者・亀山郁夫は、この訳業を自分の課題として引き受けた。作者の壮絶な「二枚舌」を摘出する新訳は、流れ、勢いを損なわない。人物たちが[立っている]。主人公アリョーシャが、初めてリアルな人間として描かれ、物語を導いていく。
■未完にして空前絶後 
文豪ドストエフスキーの遺作にして最大の作品。第2部も構想されたが1部のみで中断。しかし空前絶後のスケールをもった小説が完成した。帝政崩壊の予兆をはらむロシアのある町で殺人事件が起こり、ミステリータッチの衝撃的なストーリーが展開される。全4分冊、以下続刊。
「エピローグ」では、主人公たちのその後が描かれる。彼らそれぞれに、どんな未来が待ち受けているのか…。訳者・亀山郁夫が渾身の力で描いた「ドストエフスキーの生涯」と「解題」は、この至高の名作を味わうための傑出したすばらしいガイド=指針となるにちがいない。(Amazonより引用)

シゲさんのご紹介です。
シゲさんの毎日掲載している書評はこちら。






わたくしもこの名著のはるか高い山を
登りたい。
世界の文学史に名を残した名作を。
オンライン上の読書会千年読書会で2ヶ月くらいかけて制覇しようか妄想中。

今月は谷崎潤一郎の『春琴抄』です。
中国進出日本企業の実態とは、どのようなものであろうか。実際に利益を上げているところはほとんどない。一部、利益を上げているとされる会社の中には、現地社員の人件費を本社もちなどという例もあり、実態はきわめて不透明である。また何をするにしても官僚への賄賂が不可欠であり、寄付の強要も日常茶飯である。契約書はあってもないに等しい。しかも日本に対しては何をしても許されるという官民共通の了解があるから、手におえない。大使館もまったく役に立たないばかりか、中国の立場を代弁する場合すらある。こうした実態は、当該企業の口からはもちろん、マスコミも絶対に書かない。近年の中国経済の成長ストップに伴って、欧米企業が中国投資をどんどん減らしている中で、日本一国だけが増やしているというおかしな事態は、どうして起こるのだろうか。それは、日本の企業担当者は、こうした中国ビジネスの実態をまったく知らないからだ。ごく一部の例外を除いて、ほとんどの企業の中国ビジネスがすでに破綻しており、さらには撤退しようにもそれすら許されないという蟻地獄に陥っている。本書はその実態を白日の下にさらし、今後中国進出を検討している企業への警鐘を鳴らす。同時にそうした事実を全国民が掌握することで、今後の日中関係を考える一材料となることを期待している。(Amazonより引用)
キングのご紹介です。

詳しくはキングの書評ブログをご覧ください。

今回の読書会の様子もブログに書いていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m



ベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』著者 水野和夫氏推薦! 戦後の経済成長至上主義の限界を見据え、「次の豊かさ」を説く情熱に打たれる。 
1000兆円を超える財政赤字、すでに1945年の敗戦時を上回っている日銀のバランスシートに占める国債の割合、 そして円安による輸入物価の上昇……。 
財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。 
万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。 
安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。 
本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。 
第1章 迫りくる財政破綻の足音 
第2章 財政破綻の引き金のロックはもう外れている
第3章 円高トレンドから円安トレンドへ 
第4章 自立した地域社会が日本を救う 
第5章 「足るを知る」ことが第一歩 (Amazonより引用)
キングがブログで詳しく説明されてますので、
こちらをご覧ください。


いまやネットにつながるデバイスは90億台を超え、2020年までには500億台になる。脳や自然界のネットワークを見れば、過成長状態にあるインターネットは早晩、「限界点」迎えて内部崩壊を果たす。(Amazonより引用)
攻殻機動隊」を連想する内容ですね。
まだキングは読んでいる途中だそうなので、ブログが待ち遠しい。

伝説の灘校教師が教える 一生役立つ 学ぶ力

伝説の灘校教師が教える 一生役立つ 学ぶ力


灘校一筋50年、そして人生100年の伝説の教師として語りつがれる橋本武が授業を通して、教え子たちに本当に伝えたかったこと。
著者について
橋本 武(はしもと たけし) 
1912(明治45)年京都府生まれ。2012年に100歳を迎える。 34(昭和9)年に東京高等師範学校(後の筑波大学)を卒業、旧制灘中学校の国語教師となる。小説『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという前代未聞の授業を行い、 公立高のすべり止めに過ぎなかった灘校を名門進学校に導く。62年、『銀の匙』2期生が灘校初の京大合格者数日本一、さらに68年には『銀の匙』3期生が、私立高として 初の「東大合格者数日本一」になる。71歳まで50年にわたり、灘校一筋で教壇に立つ。84年に退職。退職後は文筆活動を続けながら、いまだに地元のカルチャーセンターなどで 現役講師として活躍する。 
教え子に、作家の遠藤周作、神奈川県知事の黒岩祐治、東大総長、東大副総長、最高裁事務総長、日本弁護士連合会事務総長数など、日本の各界のリーダーがいる。 (Amazonより引用)
わたくし前田の紹介です。
遠藤周作さんのエッセイに
灘校時代のことを語っているのですが、
当時の学校にしては、自由な雰囲気が伝わってきました。ちゃんと番長とかもいたり(笑)
遠藤周作さんはビリから数える方が早い落ちこぼれと仰っていますが、狐狸庵先生と亡き後も今でも日本で愛される大作家さんとなりました。

ひとり一人の人間力を高める武井先生の授業。

皆さんも今までの学校生活で記憶に残る授業や先生はいらっしゃいますか?
わたくしは小学3年のとき担任だった須藤先生だけです。
この本を読んで改めて恩師に感謝しています。
教育とはどういうものか、
人を育てるとはどういうものか、
大人になれば誰もがぶつかる壁です。

武井先生の言葉を引用します。
必要以上に勉強したことがゆとりにつながる。これが本当の意味での「ゆとり教育」なのです。
本当のゆとり教育というものは、「詰め込み」が重要になってくると思います。もちろん、受験のための詰め込み教育は問題外です。ここでいう詰め込みとは、いわば「教養の詰め込み」のこと。
この上積みこそが、受験などという近視眼的な目標ではなく、人生の方々で待ち受ける難問にぶち当たったとき、必ず役に立つわけです。




せかいいちのねこ (MOEのえほん)

せかいいちのねこ (MOEのえほん)

「なんてやさしいねこたちなんだろう。 ぼくも あんなやさしいねこになりたい」 
猫になりたいと願うぬいぐるみのニャンコと、 旅先で出会う本物の猫たちとの心あたたまる絵物語。 
猫たちの優しさにふれて成長していくニャンコ。
 「せかいいちのねこ」とは…。 ほんとうの幸せとは…。 個性豊かな猫たちの姿も愛らしい絵本。 (Amazonより引用)
Micoさんのご紹介です。
ヒグチユウコさんの作品の大ファンだそうで、
次の一冊も同じ作家さんが描く猫さんが表紙。

表情のひとつ一つが愛らしく感じます。
ぷっくりした体や目がとってもチャーミング♡
作者の猫への愛情がたっぷりで幸せな気持ちになりますよ。

絵本の紹介動画がありましたのでどうぞ。
(ただしナレーションが聴きづらいので音量オフがオススメ)

MOE特別編集 I LOVE 猫絵本 (白泉社ムック)

MOE特別編集 I LOVE 猫絵本 (白泉社ムック)


絵本作家のかわいい猫の絵に出会える! 猫好き、イラスト&雑貨好きの女性、絵本ファンに贈るムックが誕生! (Amazonより引用)

猫好き集まれ〜〜\(^o^)/ ニャー♪


井の頭公園の奥深く潜む、夜にしか開かない図書館。生い立ちに消えない痛みを刻むオリエ。過去に妹を傷つけたことを悔やみ続ける兄・スグルと、彼を救済したい妹・マナミ。前世の記憶をもてあますキリコ。〈永遠なる〉ドラゴンに導かれるように集う彼らは、痛みとともに、それぞれの〝性〟と〝禁忌〟を解き放ってゆく。ミステリアスな官能長篇。(Amazonより引用)

今年、マダムは龍に縁がある年ということで、
手にとったそうです。
【ミステリアスな官能長編】との帯に
期待大!
しかし、ん〜〜💦
官能度数低めだったようでマダム少々残念。


皆様、ご参加いただきありがとうございました!

次回3月24日に開催予定です。
●電源カフェbeez

●料金300円(会場使用料、フリードリンク付き)
会場入り口でお支払い下さい。

皆様のお越しを心よりお待ちしてますm(_ _)m


本日のお別れの曲は
Incognito "Still a friend of mine "です。


ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ

大人の英語塾、第3回Collective Intelligence 英語科


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こんにちは。

本日は第3回Collective Intelligence 英語科でした。
英語上達へ導いてくださる先生は、

日本国憲法はどう生まれたか?
原典から読み解く日米交渉の舞台裏』
の著者 、青木高夫さんです!




この憲法は〝押しつけ〟だったのか?
ルールメーキング論から見る日本国憲法 
1946年2月13日に行われた日米会談—— 
マッカーサー元帥の幕僚ホイットニー准将は、吉田茂外相以下日本政府メンバーに、 突然、GHQ憲法草案を手渡した。 その後の懸命の交渉にも関わらず、この草案は、現在の日本国憲法の基となる。 
当時、多くの日本国民はこの憲法を歓迎した。 
会談に同席していた白洲次郎は後に 「この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった」 と自身のエッセイに書いている。 
憲法制定の舞台裏で、どんな交渉があったのか? 
当時の英文一次資料を丁寧に読み解く中で、憲法の原点が見えてくる。 
そこには、吉田茂マッカーサー白洲次郎など、ルールメーカーたちのギリギリの利害調整の交渉のドラマが展開していた。 —- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 物語に登場するルールメーカーたちは、それぞれが利害意識を持っている。彼らが、それぞれの抱く利害を衝突させ、さらに、懸命な調整を重ねます。もちろん、威嚇も妥協もありました。そうした利害の調整の結果、生まれたのが現在の日本国憲法です。 (「あとがき」より) —- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 憲法を考えようという今、ルールメーキング論の立場から、憲法制定に新たな視点を与える1冊。 巻末付録「GHQ憲法草案1946年2月13日」全文(英文。当時の日本語訳併記)。
著者よりコメント 
憲法というルールの作り手たちが、何を「公益」と考え、何を「私益」と考えていたのか。それが、彼らそれぞれが演じた役割を決めています。 そして、彼らが、それぞれの抱く利害を衝突させ、さらに、懸命な調整を重ねます。もちろん、威嚇も妥協もありました。 そうした利害の調整の結果、生まれたのが現在の日本国憲法です。 憲法でなくてもかまいません。校則でも社内規定でも、さらには、マンションの管理規定でも自動車の税制でも良い。 読者の皆さんがこれからルール作りに参画していく場合、誰もが、それぞれの利害を抱えて、松本国務相やホイットニー、 白洲次郎やケーディスの役割を演じることになるはずです。 おそらくは喧々諤々の議論になるでしょう。しかし、ルールはそうやって決められていくものではないでしょうか。 誤解を恐れずに言えば、ルールというのは、単に利害調整の産物であるかもしれず、決まったルールは守る必要があるにせよ、 ルールそのものは神聖なものでも、命をかけて守るものでもありません。所詮は人間の作ったものです。 ただ、じっくり考えたいのは、自分の置かれた立場で、何を「公益」、何を「社(私)益」と考えるかです。 これが、ルールメーカーとしての一人ひとりの立ち位置を決めて行く。 仮に、ルール作りに参画する指針があるとすれば、こうした認識ではないかと思います。 「あとがき」より(Amazonより引用)


今朝は授業に入る前の
ウォーミングアップとして

一編の詩を読み解きました。
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ご参考まで、AmazonKindleで無料で読めます。

日本では『人間讃歌』という題で訳されています。

熱い魂が伝わるでしょうか。
そう、それは
まるで松岡修造さんのような
熱いメッセージ。


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本当に熱い(笑)



詩の全文です。
“A PSALM OF LIFE. 

WHAT THE HEART OF THE YOUNG MAN SAID TO THE PSALMIST. 
Tell me not, in mournful numbers, 
Life is but an empty dream! 
For the soul is dead that slumbers, 
And things are not what they seem. 

Life is real! 
Life is earnest! 
And the grave is not its goal; 
Dust thou art, to dust returnest,
 Was not spoken of the soul. 


Not enjoyment, and not sorrow,
 Is our destined end or way; 
But to act, that each to-morrow 
Find us farther than to-day. 

Art is long, and Time is fleeting,
 And our hearts, though stout and brave,
 Still, like muffled drums, are beating 
Funeral marches to the grave. 

In the world's broad field of battle, 
In the bivouac of Life, 
Be not like dumb, driven cattle! 
Be a hero in the strife! 

Trust no Future, howe'er pleasant! 
Let the dead Past bury its dead! 
Act,—act in the living Present! 
Heart within, and God o'erhead! 

Lives of great men all remind us 
We can make our lives sublime
And, departing, leave behind us 
Footprints on the sands of time;

—Footprints, that perhaps another, 
Sailing o'er life's solemn main,
 A forlorn and shipwrecked brother, 
Seeing, shall take heart again.

 Let us, then, be up and doing, 
With a heart for any fate;
 Still achieving, still pursuing, 
Learn to labor and to wait.”


ロングフェローは存命中から人気があり、
アメリカで最も愛されている詩人の一人です。
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少し話が脱線するのですが、
漫画『暗殺教室』の中で

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)


ある時ひょんな諍いから
進学校の特進Aクラスと
オチこぼれのEクラスが
期末試験で勝負することになってしまいます。

が、しかし英語は見事Eクラスの女子が学年一位を勝ち取りました。
それは、Eクラス担任の殺せんせー(コロ先生)が
常日頃、小説を英語の原文のままで読むと、
直接感動が伝わると熱弁しており、
殺せんせー指定課題図書の一冊でもあった
ライ麦畑でつかまえて』の一文が偶然問題に出されていたのです。
その和訳正解の差で見事勝利したのです。

さらに人間力を高め、応用する力をつける教育法の殺せんせーのEクラスは、難問を解き、他の教科でも詰め込み教育一辺倒のAクラスを抑え、完全勝利へ導きました。

私は青木先生からいただいたプリントを読みながら、ロングフェローの詩の内容と共に、
生徒の人間力を高め、深みや厚みのある人になり、人生を謳歌してほしいという想いが込められているのを感じました。

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(筆者 左)

本当に素晴らしい授業です。
お師匠様ありがとうございますm(_ _)m


ウォーミングアップをし過ぎて
脳が沸騰してますが(笑)
本日の授業です。

You Can't Win a Fight with Your Boss

You Can't Win a Fight with Your Boss


今回は
You Can’t Win a Fight with Your Boss.の章です。
A few years back I watched in horror during a meeting in which a colleague of mine had a fight with her boss.

こんな会議の場面を見てしまった時のお話です。
同僚の女性が上司と議論していたのが、
どんどん感情的になってしまい…。
果たして、彼女の運命はいかに。

キャーーーー
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3   いや〜〜


 社会人として気をつけなければいけないポイントが満載です。

次回は
【Look the Part】
身だしなみについての章です。

身だしなみ、軽く考えたり甘くみないように。
可及的速やかに解決しなければならない大問題らしいですぞ ∑(゚Д゚)
ではまた次回に。

お別れの曲は

『Rose』です。







【歴史を一覧できる素晴らしい読みもの】『世紀の号外!歴史新聞』

おはようございます。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎月第一日曜日に、一ヶ月で読んだ本の中から選りすぐりの一冊を紹介していきます。


本日は、歴史新聞編纂委員会『世紀の号外!歴史新聞』を紹介します。歴史が一覧できてしまう素晴らしい読みものです。是非、一家に一冊置いて下さい。


『世紀の号外!歴史新聞』



ピラミッド建造から明治維新まで、新聞形式の見出しと記事とで伝える、古今東西のありとあらゆる歴史上の出来事。歴史の流れと世界の動きが一覧できる、空前絶後、驚天動地の人類史縮刷版。


これ、最高です!めっちゃ面白い。そして勉強になります。その時に世界で起きた出来事を一覧で示してくれているので、世界を俯瞰できるのが素晴らしい。一家に一冊置いておくべき良書です。


楽しく読ませる仕掛けも素晴らしい。漫画あり、コラムあり、雑誌や書籍の広告あり、お悔やみ記事あり。合間にある「仰天スクープ上杉謙信は女性だった!」などの没原稿もユニークな仕掛け。


編纂主幹によるあとがきも素晴らしい。絶対に正しい歴史の捉えかたなどはない。歴史観は歴史を学ぶ人の数だけ存在しているはず。歴史における事実はひとつ。ただし、真実は人の数だけある。


まったくその通りだと思います。謝辞がユニークだったので引用しておきます。興味がある人は是非!いや、是非とも一家に一冊置いておきましょう。

最後に、お約束の感謝の言葉を記させていただく。まず、歴史を粘土に刻みつけるという壮挙を考えついた古代オリエントの方々、新聞というメディアを可能ならしめる製紙法を発明した蔡倫氏、印刷物が世に広く行き渡る絶対条件とも言うべき活版を発明したグーテンベルク氏、本書制作のダイナモ、マッキントッシュを発明したスティーヴ・ジョブス氏(ママ)

大人の英語塾、第2回Collective Intelligence 英語科


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こんにちは。

本日は、第2回Collective Intelligence 英語科でした。
英語上達へ導いてくださる先生は、
『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか ルールメーキング論入門』の著者 青木高夫さんです!

スキージャンプ、F1、柔道などの「国際スポーツ」で…、また、半導体、自動車、大型二輪車などの「国際ビジネス」で…、日本が勝つとルールを変えられるのはなぜ?日本人と欧米人とのルールに対する考え方の違いとその理由を解き明かし、日本人がルール作りに参画するにあたって持つべきプリンシプルと、失ってはいけない美徳を語る。スポーツ、ビジネス、政府関係者など、さまざまな分野のプロフェッショナルから反響を呼び、「国際感覚が磨かれる」「日本的な考え方の良し悪しが分かる」と多数の読者からご好評をいただいた『ずるい!?なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』(2009年12月刊行)に大幅加筆した増補改訂版。
青木高夫さんプロフィール
1956年、東京都生まれ。HONDAにて自動車産業に関わるルールメーキング、リクスマネジメント、コーポレートガバナンス関連の対応を主管したほか、海外駐在時は販社開発・M&A等を行う。マネジメント、マーケティングなどの研究で発掘した欧米のビジネス書を翻訳・紹介しつつ、国内外政府のルールメーカーやビジネスパーソンと広く交流している。専修大学大学院客員教授。 (Amazonより引用)


前回に引き続き、
こちらの本を読み解いていきます。

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You Can't Win a Fight with Your Boss

You Can't Win a Fight with Your Boss

Whether you are a recent graduate just entering the workforce or already part of the corporate game, Tom Markert provides the tips and know-how you must have in order to succeed. 'Know Your Boss', 'Skip the Spin, 'Tell the Truth', 'Do Whatever It Takes', 'Look the Part', 'It's Not All About You'! In this lively guide to surviving the pitfalls of the modern corporate environment, Tom Markert, a senior executive at information giant ACNielsen, presents 56 practical rules that every employee, manager, and executive must follow in order to find corporate success. With rules such as 'Work hard and smart' and 'Find a good boss' Markert addresses some of the most important questions facing corporate executives today. Here, in colourful and inspiring language, he offers practical advice on how to impress and make your boss look good, how to position yourself for success, and how to address work and social situations that every employee must conquer. Most importantly Markert covers the number one question in any employee's mind: How do I work with my boss? Here, this book becomes an indispensable guide to corporate life.(Amazonより引用)
今回は
電子書籍ではRule9の
“You Can’t Win a Fight with Your Boss”
の章を学びました。


一文一文音読し、文法を含め丁寧に読み解きます。

今回特に予習をした際、
知らない単語がたくさん出てきてヒーヒー😱してました。
そして辞書で意味を調べて、言葉を並べてみてもトンチンカンな文章になってしまったのです。
例えばこちら。
You should also learn the “emotional elasticity” of your boss. In simple terms, how far can you stretch your boss until he or she will snap?
“emotional elasticity”の解釈が
特に理解できていなかった為、
全文がチンプンカンプンな訳になってしまいました。

助けて、おっしょーさま〜(お師匠様)(つД`)ノ

お師匠様の解説を。
Price elasticity (価格弾性)という言葉がありますが、emotional elasticity はそこから来ているようで、感情弾性、つまりは、感情の伸縮性のことだそうです。
次の文にあるように、議論をしたら、あなたの上司は、どのあたりでキレるかを知っておきなさい、と言うこと。

この授業での素晴らしいところは、
みんなで解釈を考え、
それを聴きながら、
先生が自然と正しい方向へ導いていただけるところです。
生徒が積極的に参加するので、会話も含め記憶に残る勉強法です。

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授業終了後は、英語にまつわる雑談などをしているのですが、その中で
Debate all you want, but don’t let the debate escalate into a fight.
など今回の章はdebate が多く出ていました。
あまり日本人には馴染みのない単語で、
不得意な分野です。
青木先生から、そんな人向けの簡単な3人でできるトレーニングも教わりました。
とっても役立つ訓練なので、
ディベート祭り】をしたら面白くなりそうと妄想したり。


授業はノート式ホワイトボードで。
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話が盛り上がり過ぎて脱線したり
大笑いしたり、
楽しい大人の英語塾です。

最後にお約束になりつつあるツッコミのいない状況下でのボケ写真。(筆者右)


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青木先生、ありがとうございましたm(_ _)m


今日のお別れの曲は


ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ