朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

第78回朝活読書サロンCollective Intelligence

f:id:readingsalon:20170313200105j:image

 

 

こんにちは。

読書サロンへようこそ。

 

2月9日木曜日、早朝の渋谷で

第78回朝活読書サロンCollective Intelligence を開催しました。

 

イベントページはこちら。

【満員御礼】第78回朝活読書サロンCollective Intelligence

 

ありがたいことに参加ご希望の方が多くなり、

時間の都合でお一人一冊のご紹介となりました。

 

トップバッターはカルナさんです。

 

 

さよなら渓谷 (新潮文庫)

さよなら渓谷 (新潮文庫)

 

 

緑豊かな桂川渓谷で起こった、幼児殺害事件。実母の立花里美が容疑者に浮かぶや、全国の好奇の視線が、人気ない市営住宅に注がれた。そんな中、現場取材を続ける週刊誌記者の渡辺は、里美の隣家に妻とふたりで暮らす尾崎俊介が、ある重大事件に関与した事実をつかむ。そして、悲劇は新たな闇へと開かれた。呪わしい過去が結んだ男女の罪と償いを通して、極限の愛を問う渾身の長編。(Amazonより引用)

 

 

 

キングのご紹介です。

 

 

人口の世界史

人口の世界史

 

 たとえば、多くの企業が成長の舞台として期待している新興国は、その人口の多さによって熱い視線が注がれている。しかし、人口増加は経済発展のトリガーとなるのか、それとも経済発展の足かせとなるのか、議論の決着はついていない。そもそも、世界の人口は、なぜ、加速度的に増えているのか。増え続ける人口の調整局面はあるか。そして、地球上の最適な人口規模とはどれぐらいなのか……。
人口学の権威が、多彩な学問領域の知見を総動員しながら、人類史の謎に挑む意欲的な一冊

 

内容(「BOOK」データベースより)
旧石器時代100万人、新石器時代1000万人、青銅器時代1億人、産業革命期10億人、そして2100年には世界人口は100億人に達し、その3分の1はアフリカ人が占める…知られざる人類繁栄と停滞・衰退。未来を読み解くためのもう1つの世界史。(Amazonより引用)

 

キングの書評はこちら💁。

【書評】『人口の世界史』人口自然増・社会増(移民)・トランプの反移民政策・持続可能性 : なおきのブログ

読書会の様子も書いていただきました(о´∀`о)

ありがとうございます!

【朝活読書サロン】今回もおなかいっぱい(2月9日) - シミルボン

 

 

初参加 しんすけさんのご紹介です。

 

 

 

ディープラーニング(深層学習)の最先端を知ることは現代の教養だ

コンピュータがプロの囲碁棋士を破り、世界中が注目する人工知能トヨタ、東大、スーパーコンピュータ開発の最先端研究者がはじめて語る、人工知能ビジネスのリアルな「今」と、2025年の未来を先取りする一冊。(Amazonより引用)

 

 

この本の内容をノートに美しくまとめて

発表してくださり、コピーしたいと思ったのは私だけではないと思います。

見習いたいです(о´∀`о)

 

 

シゲさんのご紹介です。

 

 

ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く (岩波新書)
 

 

なぜトランプなのか? ニューヨークではわからない。アパラチア山脈を越え、地方に足を踏み入れると状況が一変した。明日の暮らしを心配する、勤勉なアメリカ人たちの声を聴く。そこには普段は見えない、見ていない、もう一つのアメリカが広がっていた。朝日新聞の人気デジタル連載「トランプ王国を行く」をもとに、緊急出版!

本書「おわりに」より――
過去1年間のトランプ支持者の取材者リストを見返してみる。
トラック運転手、喫茶店員、電気技師、元製鉄所作業員、道路作業員、溶接工、食肉加工場作業員、ホテル客室清掃員、元国境警備兵、トレーラーハウス管理人、看護師、建設作業員、元家電製造ラインの従業員、郵便配達人――。
集会やバーなどで声をかけて取材した支持者は、数えてみると14州で約150人になっていた。本書に登場するのは、地方で暮らす普通のアメリカ人ばかり。彼らとの会話を振り返ると、日々の暮らしのために必死に働いている人、働いてきた人が多いことに気付く。
記者の取材を受けるのは初めてと言う人ばかり。彼らから見れば、私は海外メディアに過ぎない。それでも「オレに意見を求めてくれるのか」「長く話を聞いてくれてありがとう」と喜んでくれた。しばらくして、わかった。自分の声など誰も聞いていない。自分の暮らしぶりに誰も関心がない。あきらめに近い思いを持っている人たちが多かった。
私は、トランプではなく、問題だらけのトランプを支持してしまう現代アメリカに興味があった。あんな変な候補を支持する人は何を考えているのか? どんな暮らしぶりで、日本人の私にどんな話をするのか? 日本からトランプのニュースを見ている人もきっと首をかしげているに違いない。であれば特派員の仕事になるかもしれない、と考えた。(Amazonより引用)

 

 シゲさんの書評はこちら💁。

ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く (岩波新書):金成 隆一 | 北澤 繁太のレビュー 詳細 | ブクレコ「読んだ!?」でつながるソーシャルブックレビュー

 

 

Tacaさんのご紹介です。

 

 

砂の王国(上) (講談社文庫)

砂の王国(上) (講談社文庫)

 
砂の王国(下) (講談社文庫)

砂の王国(下) (講談社文庫)

 

 

全財産は、3円。私はささいなきっかけで大手証券会社勤務からホームレスに転落した。寒さと飢えと人々からの侮蔑。段ボールハウスの設置場所を求め、極貧の日々の中で辿りついた公園で出会った占い師と美形のホームレスが、私に「新興宗教創設計画」を閃かせた。はじき出された社会の隅からの逆襲が始まる!

 

三人で立ち上げた新興宗教団体「大地の会」は私が描いた設計図どおりに発展。それどころか会員たちの熱狂は、思惑を超えて見る見る膨れ上がっていく。奇跡のような生還と劇的な成功。だが、そこで私を待っていたのは空虚な祝祭と不協和音だった。人間の底知れる業と脆さを描ききった傑作長編、慟哭の結末!(Amazonより引用)

 

 

 

 

 

首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)

首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)

 

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う中学生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。(Amazonより引用)

 

 

 

 

監督のご紹介です。

 

 

プロパガンダ・ゲーム

プロパガンダ・ゲーム

 

説明
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」

大手広告代理店「電央堂」の最終選考に残った8名の男女。
最終選考は、あるゲームを用いて行われることが明らかになった。
ゲームの名は「プロパガンダ・ゲーム」。
学生たちは「政府」「レジスタンス」の2つのチームに分かれ、仮想国家「パレット」が行おうとしている戦争に対して、それぞれの立場で「宣伝」を行う。
政府チームは戦争への賛成票が多ければ、
逆にレジスタンスチームは戦争への反対票が多ければ勝利となる。

政府チームは「官邸」、レジスタンスチームは「アジト」で会議と作戦を実行していくが、それぞれのチームには1名「スパイ」が紛れている。

スパイは誰か。 政府とレジスタンス、勝利するのはどちらか。
そして、「プロパガンダ・ゲーム」の真の目的とは何なのか。
策謀と虚実、時に道化が入り乱れる情報戦が始まった。(Amazonより引用)

 

 

 

 

ヒロさんのご紹介です。

 

 

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

 

 島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。 (Amazonより引用)

 

 

 

 

わたくし前田の紹介です。

 

 

 

稀代の「読書狂」作家二人による一大ビブリオバトル開幕!

シリーズ累計550万部突破の大ヒット古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件帖』シリーズ。
作者の三上延古書店勤務時代に本の査定までしていた筋金入りの書物通。
一方、ビブリオアクション巨編『R.O.D』シリーズの倉田英之も「欲しい本はいま持ってない本、全部」と言い切るほどの本マニア。
ベストセラー作家にして希代の「読書狂」の二人が「読まずにはいられない」名作・傑作・奇本・珍本の数々を、丁々発止で語り合う!
博覧強記の二人が惜しみなく出し合う秘蔵の「読書ネタ」の数々は、それ自体が唯一無二の読書ガイド。
それぞれの作品の制作裏話も貴重。

(Amazonより引用)

 

 『ビブリオ古書堂の事件帖』の三上延さんと
『R.O.D』の倉田英之さんの対談本です。

一言で言えばこのお二人、変態です(笑)


*注 )読書仲間内で変態という言葉は
最大級の褒め言葉です(笑)

 

とにかく読書量が変態。
そして熱い‼︎
本への情熱が伝わり、心を動かされます。
名作・傑作・奇本・珍本を面白く紹介し、
新しい本の世界へいざなってくれる一冊です。

 

 

 

最後はMicoさんのご紹介です。

 

 

ルパンの娘

ルパンの娘

 

 

三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行した。その被害者は華の祖父、三雲巌だった。次々と出てくる新たな謎に1ページも目が話せない!(Amazonより引用)

 

 

 

初参加お一人を迎え、

総勢10名で大いに盛り上がりました٩( 'ω' )و

 

ではまた次回。

 

ごきげんよう(о´∀`о)