第61回朝活読書サロンCollective Intelligence
こんにちは。
読書サロンへようこそ。
6月9日早朝の渋谷で
第61回朝活読書サロンCollective Intelligenceを開催いたしました。
イベントページはこちら。
【満員御礼!】第61回朝活読書サロン Collective Intelligence
シトシト雨で少し涼しく
過ごしやすい朝です。
ではでは本日ご紹介いただいた本です。
全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。
今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。(Amazonより引用)
楠田さんのご紹介です。
運命を自分で切り開くための
アドバイスに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりです。
『7つの習慣』は20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いています。
今回は6月に発売された通常サイズより
小さめで持ち歩くのに便利な特装版を購入し、朝、早めに出社し就業前に読んでいるそうです。
今回この部分を注目しお話くださいました。
・自分の意見を言うだけで人の話に耳を傾けなければ、同僚や家族など周りの人との関係はうまくいかないだろう。
・人間関係の正しい原則の知識がなかったら、人の話を聴くことが必要だとは思いもしないかもしれない。
・効果的な人間関係のためには相手の話を真剣に聴くことが大事だと知ってはいても、そのスキルを持っていないかもしれない。
・人の話を深く聴くスキルがなければ、確かな人間関係は築けない。
・しかし、話を聴く必要性を知り、聴くスキルを持っていたとしても、それだけでは足りない。
・聴きたいと思わなければ、つまり意欲がなければ、習慣として身につくことはない。
・習慣にするためには、知識、スキル、意欲の三つがすべて機能しなければならないのである。
・自分のあり方/見方を変えることは、上向きのプロセスである。
・あり方を変えることによって見方が変わり、見方が変われば、さらにあり方が変わる、というように螺旋を描きながら上へ上へと成長していく。
奥様とのコミュニケーションの際、
奥様の話に傾聴することを心がけてみたそうです。
そうしたら、予想以上にお互いの意思疎通が
よりスムーズになり、深い愛情を確かめられて
嬉しい結果になったそうです。
益々お幸せに♡
難病ALSが発病してからも、娘、ちはるの素直で明るい性格はまったく変わらなかった。病気は目に見えて進行、知覚・感覚は変わらないのに運動神経だけが衰えていく。なのに、娘はなぜこんなに安らかで穏やかな生活ができるのだろう? 一つひとつできなくなることに泣き言も言わず、限られた中で満足している。11年と3ヶ月で生涯を終えた娘との思い出の日々を綴ったエッセイ。(Amazonより引用)
ルーシーさんのご紹介です。
ルーシーさんのご友人から教えていただいた一冊。
短くも懸命に生きたちひろさんの一生を
深い悲しみを乗り越えお母様が綴りました。
お写真拝見しましたが、
ちひろさんは表紙の女の子のような
本当に愛らしい可憐なお嬢さんです。
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」は、動かなくなっていく身体とは裏腹に意識や五感は最後まで残るという想像を絶する辛い病気です。
ALSについて日本ではまだまだ認知度が低いです。
近年アイスバケットチャレンジというので
アメリカでは支援運動がありました。
ALS: 筋萎縮性側索硬化症ってどんな病気? | ALS / LIVE TODAY FOR TOMORROW
TEDでALSを紹介している記事です。
ALS 筋萎縮性側索硬化症の平均余命は短く原因不明 治療法は無し - ログミー
人気番組の書籍化第5弾。成果の上がらない“自己流勉強法”から脱却し「結果が出る・頭がよくなる」画期的な勉強法が身につく本!
受験生も社会人もこの「勉強の王道」を歩むべし!!“花道流”をマスターすれば、合格の扉が開く!勉強のつまずきをバネに変える、頭がいい人の勉強メソッドがいっぱい。(Amazonより引用)
第1章 「自己流勉強法」から脱皮する
第2章 ”わかったつもり”を「できる!」に変える
第3章 「合格の敵」を打ち破る
第4章 「栄・国・数」を制覇する
第5章 「地理・古文・歴史」を克服する
中学高校と
ただ教科書通りに知識を詰めこますだけで
体系的に教えてくれる先生は
本当に学校にいませんでした。
部屋のレイアウトや集中するための環境や気持ちの作り方など生活面への指導もあるようです。
私が高校生の時は、ワンコが邪魔しまくりで
結局一緒に遊んでしまい、家ではロクに受験勉強できませんでした(笑)
多くの人が持つ、起業に対する勘違いがあります。
それは……
「起業とはハードルの高い大きなチャレンジだ」
という勘違いです。
これによって、起業がうまく行かないわけですが……
陥る状況は、次の2パターンに分かれます。
1つは、無謀なチャレンジをしてしまうパターン。もう1つは、「怖くて一歩も進めない」というパターンです。
私はたくさんの起業家のご相談に乗っていますが、うまく行っていないケースのほとんどはこのどちらかの状況です。
一方、成功する人は「起業に大きなチャレンジが必要ない」ことを知っています。
多くの人が感じるハードルは、自分が生み出した幻想にすぎません。
それが分かった人から次々と成功して行きます。
私が知る限りでは、うまくいっている人も、意志が弱くて、苦手なことがたくさ んあって、人見知りもします。体が強いわけでもありません。お金も最初はゼロからです。
要は「普通の人」です。普通の人が、結果を出しているのです。
ただ一つ、大きく違うところがあります。
それは……成功している人は
大きな目標に到達するための
細かな階段を作っている
ということです。
最初の一歩目はとても小さいのです。段差がほとんどありません。
大きく投資しなくても、スキルがなくても人脈がなくても、一回で成功しなくても、
今できる小さな一歩を気軽に登ります。そして、無理せず一歩ずつ登って行き、 最後には目標を達成するわけです。
これは慣れれば誰でもできることです。
画期的なアイデア、夢・ビジョン、ビジネスモデル、お金、すべてなくても大丈夫!
本書を読めば、不安や恐怖が消える。●起業1年目から成功する人は、ありきたりのアイデアでスタートする。
●起業1年目から成功する人は、ビジネスモデルは後から考える。
●起業1年目から成功する人は、うまくいかない前提で計画を立てる。
●起業1年目から成功する人は、商品開発に他人を巻き込む。
●起業1年目から成功する人は、自分の都合で価格を決める。
初参加ひさしさんのご紹介です。
新たなプロジェクトの準備をしている際
参考にと手にとった一冊だそうです。
起業1年目から成功する人は、
「ビジネスモデルは後から考える」
・5分で目標を仮決めする
・数字に弱くていい
・最初は「将来の自分」を売る
・商品がなくても情報発信する
・売れてないときから人に任せる
これは頷ける部分があります。
夢が大きいと壮大な計画になってしまい
逆に身動きとれなくなるという事態に陥ることがあります。
小さなことからコツコツと…
できることから始める。
特に情報発信はSNSやブログなど
工夫すれば初期費用かけずに発信できます。
積み重ねが成功への第一歩なのですね。
語彙が豊かになれば、見える世界が変わる。
教養あふれる大人になるための、実践的「語彙力向上講義」。第1章 教養は言葉の端々に表れる
知性と語彙のレベルは1分でバレる/引用は「教養のアウトプット」である
/語彙へのアンテナを高める3ステップ ほか第2章 語彙力アップには名著が近道
インプットの王道は、「毎日の読書」/気に入った作家の文章はすべて読み尽くす
/人間と語彙を磨きたければ、『論語』から ほか第3章 テレビやネットでも言葉は磨ける
アマゾンレビューはインプットの宝庫/推奨! テレビっ子回帰
/映画は「字幕翻訳で観よ」 ほか第4章 8つの訓練で「使える語彙」にする
オウム返しでインプット&アウトプット/日本語は、夏目漱石一人でマスターできる
/落語や漫才から、「笑いの語彙」をコピーする ほか第5章 洗練された言葉づかいを身につける
語彙トレは、漢方薬だと思え/ワンランク上のアウトプット
/若者言葉とどう向き合うか? ほか
ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、あなたの知的生活をも豊かにする。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!読むだけでも語彙力が上がる実践的な一冊。(Amazonより引用)
MICOさんのご紹介です。
・古典を素読する。
これはとても共感します。
MICOさんと私は千年読書会という
毎月名作を読むオンライン上の読書会も主催しており、31回開催しております。
毎月名作を一冊読む、このおかげで語彙力は昔に比べて上がっていると実感してます。
ちなみに今月の課題本はこちら。
・音楽、ドラマ、映画、インターネットなど
いろんな分野の「語彙」にアンテナを張る。
・Amazonレビューには美しい日本語を駆使した紹介文が載っている事がある。多角的な視点を養い語彙や表現をつかむ。
・気に入った作家を見つけたら、著作をすべて読み漁り、その人の「表現の型」と「思考の型」を物にする。
・語彙力トレーニングの実践でドラマ「リーガルハイ」が紹介されています。
ドラマの主人公の弁護士(堺雅人)がものすごく早口で相手をまくしたてたり、批判したり
おちょくったり、とにかく目が回るような早ゼリフです。
8分超の早口でのセリフは圧巻です。
観る者を魅了する堺雅人さんの演技力に惚れます。
【リーガル・ハイ】 - 演説シーンが素晴らしすぎる! - NAVER まとめ
飾らずに語る会話の中に
知性を纏ったかぐわしい香りがする人、
素敵だと思います。
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか――〈愛の法則〉では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また〈国際化とグローバリゼーション〉では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。4つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。【目次】本書に寄せて――池田清彦/第一章 愛の法則/第二章 国際化とグローバリゼーションのあいだ/第三章 理解と誤解のあいだ――通訳の限界と可能性/第四章 通訳と翻訳の違い(Amazonより引用)
わたくし前田の紹介です。
この本の作者と言えばあ〜〜!とわかる方もいらっしゃると思います。
ロシア語の通訳や翻訳者として有名な才女で、
残念ながら56歳で早世されました。
この一冊は闘病中に講演したときの模様を
まとめたものです。
どうしてこの本を選んだの?
と読書会で質問をいただきました。
こちらの本がきっかけです。
米原万里さんが日々の生活を日記にしたためるような形で、本を紹介しています。
知識をひけらかすような圧迫感もなく、
知性と教養の泉のような米原さんから薫陶を受けるようなエッセイです。
同居している猫さん達のお話もたくさんあり
それもニャンコ好きな私にはとても楽しめる内容です。
講演では、世界の第一線で活躍していた通訳者の裏話が満載です。
通訳というお仕事は、ただ外国語に変換するというものだけではなく、その国の文化や歴史背景も熟知し幅広い教養を必要とします。
前出の本での膨大な幅広く読んでいる理由が
今回の本を読み改めて納得した次第です。
相手に極めて短い時間内で伝えるには、
人としての厚みも必要不可欠なのです。
ちなみに米原さんから
通訳者を目指す人にメッセージで
外国語の小説を原書でスラスラと
楽しんで読めるレベルになれれば
大丈夫との事です。
ご参加いただいた皆様、
ありがとうございました‼︎
ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ
お別れの曲は
ラヴェル 『水の戯れ』です。
ごきげんよう。