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朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

第56回朝活読書サロンCollective Intelligence

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こんにちは。
読書サロンへようこそ。


本日は第56回朝活読書サロンCollective Intelligence を開催しました。
イベントページはこちら。


では、さっそくご紹介いただいた本です。

春琴抄

春琴抄


『春琴抄』(しゅんきんしょう)は、谷崎潤一郎による中編小説。1933年(昭和8年)6月、『中央公論』に発表された。盲目の三味線奏者春琴に丁稚の佐助が献身的に仕えていく物語の中で、マゾヒズムを超越した本質的な耽美主義を描く。句読点や改行を大胆に省略した独自の文体が特徴。(ウィキペディアより引用)
キングのご紹介です。
Collective Intelligence では月一冊名作を読む
オンライン上の読書会も開催しており、
今月は『春琴抄』が課題本。
ご参加いただく官能小説書評では随一\(^o^)/のキングのご投稿が楽しみです。
青空文庫に入りたて注目の谷崎作品!


ロボット (岩波文庫)

ロボット (岩波文庫)


ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて世界中に広まった.舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場.人間の労働を肩代わりしていたロボットたちが団結して反乱を起こし,人類抹殺を開始する.機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うたチャペック(一八九〇‐一九三八)の予言的作品.(Amazonより引用)
キングが現在読んでいる中の一冊。
この著者がロボットの名付け親と初めて知り感動しました。
あらすじを読んで手塚治虫さんの『火の鳥』に通ずるお話だと思いました。

火の鳥 (2) (角川文庫)

火の鳥 (2) (角川文庫)

漫画の神様、手塚治虫さんは幼い頃から外国のSF小説を読み漁り、未来の地球を常に想像していました。


ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)

ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)


オランダ、ポルトガル、イギリス。近代におけるヨーロッパの台頭は、世界を一変させた。本書は、軍事革命、大西洋貿易、アジア進出など、その拡大の歴史を追う。
ヨーロッパは他地域に対し、ずっと優位にあり、覇権を握っていたように思われてきた。しかし、それはたかだか一九世紀に達成されたことにすぎない。本書は、オランダ、ポルトガル、イギリスなど近代ヨーロッパ諸国が勢力を拡大し、世界を一変させた過程を追う一冊である。「軍事革命」で他の地域に優る軍事力を手にし、近代国家のシステムを発明。その後、大西洋貿易で力をつけ、アジアへ―。現在の世界は、どのように形成されたのか。そして、どこに向かっているのか。現代世界を考える上でも必読の一冊。(Amazonより引用)

詳しくはこちらのキングの書評をご覧ください。

今回の読書会の様子とこの本の簡単な紹介をブログに書いていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
詳しくはこちらをご覧ください。


大人の迷子たち

大人の迷子たち


「きたえた翼は、強い」(全日空)、「21世紀に間に合いました。」(トヨタプリウス)、「美しい50歳がふえると、日本は変わると思う。」(資生堂アクテアハート)、「やがて、いのちに変わるもの。」(ミツカン)、「年賀状は、贈り物だと思う。」(日本郵便)などのコピーで知られる広告業界の第一人者、岩崎氏が東急線沿線で配られているフリーペーパー「SALUS」(発行20万部以上)で連載していた人気エッセイ「大人の迷子たち」の書籍化。犬のこと、季節のこと、同窓会、道草、父、そして母のこと…。この国のゴールデンタイムを見続けた著者が贈る、何度でも読み返したくなる珠玉のエッセイ集。(Amazonより引用)

ひろみさんのご紹介です。
『SALUS』に掲載されている岩崎さんのエッセイのファンで、普段書店の本棚を見てインスピレーションで本を購入しているひろみさんが「この本が買いたい」と決めていた思い入れのある一冊。
直接的な言葉を使わないのに、
奥にあるメッセージが優しく伝わるそうです。
言葉とはこのように使うのかと、岩崎さんの文章からにじみ出るお人柄と才能にいつも感動していたそうです。
連載最後の文章も「お別れ」も「終わり」などの言葉を使用せず、読者に幕を閉じることをそっと伝えました。
連載終了の2週間後、岩崎さんは静かにこの世を去りました。闘病していた事を隠して連載を続けていたのです。
自分はこんな風に去れるか。
病をまるで感じさせない人でいられるか、
私は考えてしまいました。


2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート


すこし長くなりますが、私がノートを書くようになったきっかけをお話しようと思います。 私は24歳のとき、ある方が家族同様に信頼していた田原さんという人のカバン持ちとして、名古屋の赤字会社の再生などに立ち会うという貴重な経験をしました。 
 ある方とは、OA機器メーカーであるリコーや、銀座4丁目交差点にガラス張りの丸いビルをつくったことで有名な、リコー三愛グループの総帥・市村清さんです。 その市村さんは、ソニー盛田昭夫さんや東急の五島昇さんなど、当時の多くの若手経営者や文化人から、「経営の神様」として仰がれ、その集まりは、「市村学校」とも呼ばれていました。 
 そのころです。田原さんから、 「これからはマーケティングの勉強をしておいたほうがいいよ。モノは作れても、売れなければ倒産するからな」 といわれ、その勉強を始めました。わたしが27歳のときです。十條製紙とグローバル企業のキンバリー・クラーク社が、合弁会社の十條キンバリーを設立。日本ではじめてクリネックスというティッシュペーパーを発売することになり、今でいうスカウトという形でマーケティング担当として呼ばれたのです。 そのグローバル企業の世界観、プロの仕事の進め方のすごさに当時はカルチャーショックを覚え、これは忘れずにメモしなければと、仕事に大切なことを思わずノートに書き始めたのがきっかけです。  内容については千差万別ですが、おもに思いついた仕事のコツや仕事のフォーマット、組織の良し悪し、リーダーになれる人となれない人の違いなど、日々「おやっ!」と思ったことを書きとめ、『OYATTO NOTE』(おやっとノート)と名づけました。 
 ですから私はこのノートを27歳から書き始め、役員や社長をしながら2000社あまりの会社再生をしてきたその後の40年間、つねに自分の気づきをメモしているのです。 
 その数は200冊くらい書いてきたと思います。しかしボロボロになったのもあり、要点を抜き出してパソコンに入れた後、多くを処分しました。いま、私の机の上には50冊ほどのノートがあります。色やサイズはまちまちです。 私はこのノートを書くという習慣によって、磨かれたことがかなりあり、多くの知的な財産を得たように思います。 
 まず、営業やプレゼン、社内の会議で引用できるネタが豊富になりました。メモしただけでなく、空いた時間に分析しておくので、付け焼き刃でなく、自分なりに咀嚼した説得力ある会話ができるわけです。 
 つぎに、判断のスピードが格段に上がったこと。まったく仕事と関係ない事象も、因果関係を分析するクセをつけておくと、「あ、これはあの過去のパターンと同じだ」 と類推する脳の回路がつくられたようです。それによって戦略策定力や計画立案力が飛躍的にアップしました。 この「おやっとノート」術は簡単で、本当に役に立ちますので、ぜひあなたにも実践していただきたいと思います。この習慣で多くの得をしたことはあっても、ソンしたことは一度もありません。 
 いま私の事務所には、私の本を読まれた社長や部長・課長はもちろんのこと、20歳代の若いビジネスマンも多く相談にこられます。ときには数人で勉強会をして議論したりすることもあります。そんな会合で、このノートを参考にしながらお話ししていたら、そこに出席していたある編集者の目に留まり、「この内容はいまのような不透明な時代に、ビジネスマンにとって仕事術や生き方の参考になりますよ」と本にすることを勧められました。今回そのなかから、すぐに実践して役に立つ仕事術を中心にまとめたものが本書です。 これから一時的に景気は底を打った感があっても、私は、さらに10年は激動の厳しい時代が続くと予測しています。日本の経済環境を考えてみると、少子高齢化グローバル化による空洞化など、難問は山積です。  こんな時代でも、力強くしなやかに生き抜き、自分の家族を守り、自分の組織を守り、周りの人たちからも信頼され、喜ばれるような働き方をしたいものですね。  そのためには、プロフェッショナルといわれるための基本を身につけていただければと願っています。 本書がその一助になれば、最高に幸せです。(Amazonより引用)
楠田さんのご紹介です。
著者の長谷川さんは2000社を超える企業の再生事業に参画し、赤字会社の大半を建て直しました。これは本当にすごいことです。

「社長の」とは書かれていますが、
働く全ての人に向けた一冊。
「悪い情報ほど先に言う。必ず報告」
「仕事は自ら作り出す。」
「社員一人一人が利益への執着心を持っていないと実益を生み出す 組織は作れない」
など一人ひとりの意識を高めることが会社の強い武器になります。
1ページくらいにまとめてあるので、会社に置いて日めくりのように毎朝気合いを入れるのに向いているかもしれません。


1億人の服のデザイン

1億人の服のデザイン


ユニクロに新風を吹き込んだデザインディレクターは、イッセイミヤケで服作りを究めた人。 1人を魅了するか、1億人に届けるか、「売れる」もの作りの哲学は変わらない! 
著者の滝沢直己氏は2011年から、ユニクロのデザインの方向性を指揮するデザインディレクターに就任。ヒートテックやフリースなどの可能性を探る「ライフウエア」プロジェクトを立ち上げ、新しい着こなしの提案に力を入れてきました。 
その滝沢さんは1982年に三宅一生さんのデザイン事務所に入り、「イッセイミヤケ」ブランドを背負って仕事をしてきたデザイナー。国籍も性別も年齢も問わない百万枚、1千万枚、1億枚の服作りを手がけるというニュースは業界に衝撃を与えました。しかし、滝沢さんのデザイン哲学は不変です。冒頭の「スティーブ・ジョブズ氏のTシャツ」という章。ジョブズ氏がアップルの新製品発表の時に着ていた、濃紺のタートルネックのTシャツをデザインしたのがイッセイミヤケ時代の滝沢さんでした。その製作秘話にはアップルの思想とユニクロの「ライフウエア」の思想の共通点がすでに垣間見えます。大量生産・大量消費の商品だけなく、高付加価値の商品を開発するのが日本のメーカーの生き残る道とも言われる時代。ただ、大量生産・大量消費の商品であっても高付加価値でなくてはならないというのが本書の最大のメッセージです。全編通して「高付加価値」について考えるヒントが満載です。 
初参加レイさんのご紹介です。
キングのブログを読んで当読書会に興味を持ってくださったそうです。
ありがとうございますm(_ _)mアリガタヤ〜

イッセイミヤケ時代に購入した濃紺のタートルネックが非常に気に入り、
滝沢さんは再度注文を受けたそうです。
忠実にオーダーに応えたつもりでしたが、
返品されました。
理由は着てみるとわかる過去の物と微妙に形、
生地や織りによる肌触りが違うのです。
何度も返品されたことにより、
「すべての発想が売り上げ分析からきてる。 数値化して当たる商品を作り出す。 その数字に1センチのずれも許されない。 もし1センチ長かった商品が不振であれば、その1センチが売れない理由にされてしまう」
という考え抜かれた高付加価値の商品作り、
売れるものづくりに気づくのです。

服に関する話をしながら
Micoさんはこちらの本をご紹介してくださいました。

毎日の大人服 (ナチュリラ別冊)

毎日の大人服 (ナチュリラ別冊)


いくつになっても、Tシャツ、デニム、チノパンといったカジュアルスタイルが好き! という大人世代に向けた、おしゃれの本。著者の林 行雄さん、多佳子さんご夫妻は、兵庫県西宮市にある、知る人ぞ知るセレクトショップ「パーマネントエイジ」のオーナー。長年、店頭で多くのお客様に接してきたからこそわかる、リアルな着こなしアドバイスを一冊の本にまとめました。 (Amazonより引用)

 わたくし前田はこちら。
只今15巻まで出ていますが、世界中の人が着たいと思う洋服作り、原価、人気を上げ続ける方法など後半は特に注目です。
ヲタ女子の突き抜けっぷりも大好きです(#^.^#)
史上初(?)の「本格腐女子漫画」! クラゲ大好きの女の子・倉下月海(くらした・つきみ)が暮らすアパートは男子禁制・ヲタ女子オンリーの天水館(あまみずかん)。ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!? 腐女子軍団「尼(あま)~ず」も人気爆発中♪


辞書・辞典・事典・図鑑。これらを、引いたり調べたりするものだと思ってはいないだろうか。 また、大人になってからはすっかり縁遠くなってしまった、という人はいないだろうか。 
実は辞書や事典は、生涯をかけて読まれるべき面白い「本」である。 
いまやインターネットでなんでも調べられるが、そこで得られる知識は、 入力したキーワードから予測される範囲の事柄にすぎない。 一方、辞書や事典を読むのにキーワードはいらない。 適当にページを開けば必ず知らない何かが記載されており、思いもよらなかった知識を得ることができるのだ。 本書では、こうした類の本を「事典」と定義づけ、おすすめの56冊とその活用法を紹介する。 (Amazonより引用)
続けて前田の紹介です。
書評サイトHONZ代表の成毛さんの事典案内です。
当読書会は、ものすごい読書量の読書家を
敬意を表して「変態」と呼んでいます。

読了後の感想はただ一つ。
「この人、スーパー変態だ」でした(笑)
 
現代、わからないことはグーグル先生にお尋ねすれば大抵の事は回答してくれますが、
一つ大事な事があります。
キーワードを持たない人にはグーグル先生は何一つ教えてくれないということです。
未知な分野ではキーワードすらわからない場合があります。
反対に事典をめくると簡潔に説明されていて新しい知識を吸収するには持ってこいの教養本なのです。
広く浅く小さな知識を仕入れていくと、ものごとを俯瞰して捉えることができるようになってくる。ひとつの物語に狭く深くのめり込むと、それはそれで楽しいのだが、近視眼的になりがちだ。一方、雑多な知識をつまみ食いしていると視野が広がり、それに伴って楽しみの幅も広がっていく。
著者に敬服m(_ _)mさすがです。
変態を感じたのは第2章です。
いろいろな事典を紹介しているのですが、
こんな本まで読んでいるの⁉️
ほんの一例を。

織田信長家臣人名辞典

織田信長家臣人名辞典

家臣1,458人をひたすら詳細に記録してある一冊。(織田信長は出てきません)
信長ファンは (*´д`*)ハァハァ しますね。


官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)


当読書会向けな一冊です(笑)
成毛さん、
「人目のあるところで読まないでね」
とのこと。

城のつくり方図典

城のつくり方図典


作るのかよっ(笑)
ではなくても、時代小説など細かい表現の際
資料として読めば 臨場感たっぷりで楽しめる一冊。

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異類婚姻譚

異類婚姻譚


子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作ほか、自由奔放な想像力で日常を異化する、三島賞&大江賞作家の2年半ぶり最新刊!(Amazonより引用)
Micoさんのご紹介です。
芥川賞受賞作品。
他人同士だった二人が結婚をし生活を共にすると顔が似てくるのは、不思議な現象。
同じ食べ物や同じ景色をみたり感動を共有するからでしょうか。
このお話はそんなところから始まります。
全体の雰囲気を説明するのが難しい、
滑稽でもあり、ファンタジーでもあり、
少々ホラーテイストのミステリーだそうです。


皆様ご参加いただきありがとうございました!

次回は
・4月18日(月)
・4月28日(木)の予定です。

●電源カフェbeez

●料金300円(会場使用料、フリードリンク付き)
会場入り口でお支払い下さい。


お別れの曲は
映画「Cabaret 」より

ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ