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朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

【山から山へと渡り歩く】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル』

おはようございます。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎週土曜日に、一週間で読んだ本の中から一冊を紹介しています。ブクレコという本のSNSで、一日一冊読んだ本の感想を書いていますので覗いてみて下さい。


本日紹介する一冊はこちらです。



塩野七生著『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル


言わずと知れた塩野七生の大作。ただし、第1巻からではありません。今回は第8巻から第13巻までの「ユリウス・カエサル」を狙い撃ちです。理由はこちら。白水uブックスシェイクスピア全集『ジュリアス・シーザー』です。



こちらで投稿したようにシェイクスピアにはまっています。きっかけはライフネット生命出口治明さん。高校生の勧めたい本をお尋ねしたところ、出てきた中の一つがこの小田島雄志訳のシェイクシピア全集だったのです。


まずは読んでみなければと全37巻に及ぶ全集の踏破に向けて驀進中。6冊目に読んだのが『ジュリアス・シーザー』でした。喜劇、悲劇とシェイクスピアを楽しんできたものの、これはいまいち楽しむことができませんでした。


それは歴史を知らないためだろうと結論付けて、塩野七生の大著『ローマ人の物語』に挑むことにしたのです。この「ユリウス・カエサル」を読み終えて『ジュリアス・シーザー』を読み返したらどのような感想を持つのでしょうか。


なお、ジュリアス・シーザーは英語読みで、ユーリウス・カエサルラテン語の発音に近い読み、ユリウス・カエサルは慣用的な表記だそうです。著者が冒頭に引用するアイルランドの劇作家バーナード・ショウの言葉が目を引きます。

リア王』は傑作だが、『ジュリアス・シーザー』は失敗作である


著者の思いを代弁するために引いているのでしょう。ようやく第9巻まで読み終えましたが、いまのところ共感できますね。知れば知るほど『ジュリアス・シーザー』がピンとこなかったのは間違いなかったという思いを強くしています。


シェイクスピア全集から『ローマ人の物語』へ。山から山へと渡り歩いています。これぞ読書の醍醐味。あっちに行ったり、こっちに戻ってきたり。まずは「ユリウス・カエサル」山脈を制して『ジュリアス・シーザー』山に戻ってみよう。


どのような読みかたができるのか。楽しみです。