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朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

【子供たちのためにできることを】『弱肉強食の大学論 生き残る大学、消える大学』

おはようございます。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎週土曜日に、一週間で読んだ本の中から一冊を紹介しています。ブクレコという本のSNSで、一日一冊読んだ本の感想を書いていますので覗いてみて下さい。


本日紹介する一冊はこちらです。



諸星裕、鈴木典比古著『弱肉強食の大学論 生き残る大学、消える大学』


刺激的なタイトルと副題ですね。桜美林大学教授と国際教養大学学長の二人が対談で繰り広げる大学論。私は附属高校に進学したので(しかも親が選んだ高校)どの大学に行こうかと考えたことなどありませんでした、恥ずかしながら。


そんなことも影響しているのか、息子と娘の進学を(語弊はありますが)真剣に考えたことがありません。なるようになるだろうし、本人がその気にならなければ勉強などするはずがないという考えなので。妻とは対極にあります(笑)


ただし、できるというよりもやらなければならないことはあります。一つは、子供たちが大学に進学できるお金を準備すること。そしてもう一つは、大学を選ぶ手伝いをしてあげることです。言わば、選択肢を示してあげるということ。


そのような関心があるのでこの本が目に留まりました。子供たちの進学では、おおたとしまささんの本も読みました。息子が中二で娘が小五なのでいまさらあり得ませんが『中学受験という選択』など。このシリーズは参考になります。





私が大学生だったのは遡ること20年以上も前のこと。学生の当時は耳にしたことがなかった「シラバス(授業契約書のようなもの)」や「GPA(成績評価方式)」など、ここ5-6年で広がったという概念が参考になり勉強にもなりました。


いまはどの大学も「グローバル」一色のようですが、全てがグローバルをやる必要はないし、グローバルミッションもどきの大学も多いと痛烈です。教育の究極の目的は偏見をなくすことである。この指摘がとても印象に残りました。

それぞれの文化や価値観を土台にしながら、イン・アンド・アウトの世界の中で活躍する。これがグローバルの本質だと思います。


外国へと出ていく「アウト」のイメージばかり持っていたので目から鱗が落ちました。グローバルの一端しか見ていなかったことを反省。異文化をともに認め合うことがグローバルの本質であって、外に出るのはその一端なのだと。


息子と娘のために、お金の準備と大学選びのお手伝い。後者は個人的な楽しみも加わりました。図書館の充実度は良い大学かどうかの重要な判断基準のようです。学生で賑わっている図書館を持つ大学は教育力のある可能性が高いと。


なるほど。趣味と実益をかねて大学図書館めぐりをしてみるとしますか 。