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朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

【広めたいと思える本との出逢いは幸せです】『僕は46億歳。 親子で読む、壮大な「地球史」カレンダー』

こんにちは。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎週土曜日に、一週間で読んだ本の中から一冊を紹介しています。こちらで一日一冊読んだ本の感想を書いていますので、よろしかったら覗いてみて下さい。


今日ご紹介する一冊はこちらです。



豊田充穂作・絵、杉田精司監修『僕は46億歳。 親子で読む、壮大な「地球史」カレンダー』


地球が生まれてから現在までを、一年間のカレンダーに見立てて追いかける絵本です。これは素晴らしかった。時たま、広めたいと思える本にめぐり逢うことがあります。この作品はまさにそれでした。


地球が誕生してから46億年。この46億年を一年間に見立てると、人類の誕生はなんと12月31日の23時。一日が1,300万年、一時間が50万年、人間や動物の一生など1秒も経たないうちに終わってしまいます。


地球の一生を一年間のカレンダーで追うとどのようになるのか? いくつか例を挙げてみましょう。


1月1日(46億年前) 地球誕生、一面マグマの海
4月1日(35億年前) 地球初の生命、単細胞生物誕生
7月1日(22億年前) 全球凍結、スノーボール・アース
11月16日(5.4億年前) 多細胞生物の多様化、カンブリア爆発
12月26日(0.7億年前) 隕石落下、恐竜絶滅


作者の豊田充穂さんは、科学知見に裏付けられた「親子で読む科学絵本」作りを模索してきた人。大手出版社のムックで地球史を企画したのがきっかけで、この構想を思い立ったのは20年以上も前になるそうです。


制作を始める際、地球史をテーマにした類書の絵本を探して驚いたのが、その少なさだそうです。包括的に地球の歴史を辿った絵本は『せいめいのれきし』以外に見当たらないといいます。こちらの作品ですね。



この『せいめいのれきし』は、読もう読もうと思って手が付けられていない本のひとつです。児童文学の大家、石井桃子さんが半世紀も前に翻訳したもの。これを機会に読んでみなければなりません。


まだ『せいめいのれきし』は読んでいませんけれども、この作品には『せいめいのれきし』に負けない素晴らしさがあると思います。わたしたち大人にも、しっかりと語りかけてくる力強さがあります。本当に素晴らしい。


広めたいと思える本との出逢いは幸せです。


この絵本とは生活クラブ生協の折り込み「本の花束」で出逢いました。この折り込みは二週間に一回のペースでやってくる、わたしと本とを結び付けてくれる大切な場所のひとつ。次はどんな出逢いが待っているか楽しみです。