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朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

【積ん読山を果てしなく高くしてくれる本】『少女たちの19世紀 - 人魚姫からアリスまで』

こんにちは。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎週土曜日に、一週間で読んだ本の中から一冊を紹介しています。こちらでは一日一冊、読んだ本の感想を書いていますので、良かったら覗いてみて下さい。


先週、私の読書は雑食だと紹介しました。興味を持ったものは何でも読むんです。するとどんなことが起きるか? 次から次へと未読の本が溜まることになります。そう、積ん読山が果てしなく高くなってゆくのです(笑)


本日は、そんな積ん読山をさらに高くしてくれた一冊を紹介します。



脇明子著『少女たちの19世紀 - 人魚姫からアリスまで』


著者の脇明子さんは英国ファンタジーの研究家。自ら翻訳もしており、訳書に『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』などがあります。本書はアンデルセンルイス・キャロルなど、19世紀の児童文学を辿ったものです。


私が本読みになったのは5年ほど前。驚くほど鉄板の本を読んできていません。いまでこそ変態的な本読みですが「えっ、それを読んでいないの!?」という本が数多くあります。特に、文学の類はそのような本が多いです。


なので、この『少女たちの19世紀』で紹介されている、岩波少年文庫に代表される児童文学は未開拓の領域がたくさんあります。未踏の地を踏破できると思えばそれは喜び。積ん読山の頂を眺めて嬉しい悲鳴を上げています。


特にやばいなぁと思ったのが、ジョージ・マクドナルド。『指輪物語』のトールキンや『ナルニア国ものがたり』のルイスなど、多くの作家に賞賛された人物で、著者の説明だと英国の児童文学史上で極めて重要な存在だそうです。


読まずにはいられません(笑)『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』は、私にしては珍しく読んでいる本ですが、脇明子さんの訳にも興味がある。そんなことをいっていたら、積ん読山が果てしなく高くなっていきます。


本の山に囲まれて、嬉しい悲鳴を上げる毎日です。