朝活読書サロンCollective Intelligence

月二回渋谷で開催している朝活読書サロンCollective Intelligenceに集う本をこよなく愛するメンバーのブログ

第61回朝活読書サロンCollective Intelligence

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こんにちは。

読書サロンへようこそ。

 

6月9日早朝の渋谷で

第61回朝活読書サロンCollective Intelligenceを開催いたしました。

 

イベントページはこちら。

【満員御礼!】第61回朝活読書サロン Collective Intelligence

 

シトシト雨で少し涼しく

過ごしやすい朝です。

 

ではでは本日ご紹介いただいた本です。

 

 

 

完訳 7つの習慣―人格主義の回復

完訳 7つの習慣―人格主義の回復

 

 

全世界3,000万部、国内180万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。

今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
豊かな人生を望むすべての人にお届けします。(Amazonより引用)

 

楠田さんのご紹介です。

 

運命を自分で切り開くための

アドバイスに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりです。

7つの習慣』は20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いています。

今回は6月に発売された通常サイズより

小さめで持ち歩くのに便利な特装版を購入し、朝、早めに出社し就業前に読んでいるそうです。

 

今回この部分を注目しお話くださいました。

 

・自分の意見を言うだけで人の話に耳を傾けなければ、同僚や家族など周りの人との関係はうまくいかないだろう。
 ・人間関係の正しい原則の知識がなかったら、人の話を聴くことが必要だとは思いもしないかもしれない。
 ・効果的な人間関係のためには相手の話を真剣に聴くことが大事だと知ってはいても、そのスキルを持っていないかもしれない。
 ・人の話を深く聴くスキルがなければ、確かな人間関係は築けない。
 ・しかし、話を聴く必要性を知り、聴くスキルを持っていたとしても、それだけでは足りない。
 ・聴きたいと思わなければ、つまり意欲がなければ、習慣として身につくことはない。
 ・習慣にするためには、知識、スキル、意欲の三つがすべて機能しなければならないのである。
 ・自分のあり方/見方を変えることは、上向きのプロセスである。
 ・あり方を変えることによって見方が変わり、見方が変われば、さらにあり方が変わる、というように螺旋を描きながら上へ上へと成長していく。

 

奥様とのコミュニケーションの際、

奥様の話に傾聴することを心がけてみたそうです。

そうしたら、予想以上にお互いの意思疎通が

よりスムーズになり、深い愛情を確かめられて

嬉しい結果になったそうです。

益々お幸せに♡

 

 

 

笑顔と勇気をありがとう ALSを受け入れて生きた娘へ

笑顔と勇気をありがとう ALSを受け入れて生きた娘へ

 

 

難病ALSが発病してからも、娘、ちはるの素直で明るい性格はまったく変わらなかった。病気は目に見えて進行、知覚・感覚は変わらないのに運動神経だけが衰えていく。なのに、娘はなぜこんなに安らかで穏やかな生活ができるのだろう? 一つひとつできなくなることに泣き言も言わず、限られた中で満足している。11年と3ヶ月で生涯を終えた娘との思い出の日々を綴ったエッセイ。(Amazonより引用)

 

ルーシーさんのご紹介です。

ルーシーさんのご友人から教えていただいた一冊。

短くも懸命に生きたちひろさんの一生を

深い悲しみを乗り越えお母様が綴りました。

お写真拝見しましたが、

ちひろさんは表紙の女の子のような

本当に愛らしい可憐なお嬢さんです。

 

 「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」は、動かなくなっていく身体とは裏腹に意識や五感は最後まで残るという想像を絶する辛い病気です。

 

ALSについて日本ではまだまだ認知度が低いです。

近年アイスバケットチャレンジというので

アメリカでは支援運動がありました。

 

 

ALS: 筋萎縮性側索硬化症ってどんな病気? | ALS / LIVE TODAY FOR TOMORROW

日本ALS協会 - ALSという病気の概略

筋萎縮性側索硬化症 - Wikipedia

 

TEDでALSを紹介している記事です。

ALS 筋萎縮性側索硬化症の平均余命は短く原因不明 治療法は無し - ログミー

 

 

 

テストの花道流 夢がかなう人の勉強術

テストの花道流 夢がかなう人の勉強術

 

 


人気番組の書籍化第5弾。成果の上がらない“自己流勉強法”から脱却し「結果が出る・頭がよくなる」画期的な勉強法が身につく本!

受験生も社会人もこの「勉強の王道」を歩むべし!!“花道流”をマスターすれば、合格の扉が開く!勉強のつまずきをバネに変える、頭がいい人の勉強メソッドがいっぱい。

(Amazonより引用)

 

第1章      「自己流勉強法」から脱皮する
第2章  ”わかったつもり”を「できる!」に変える
第3章  「合格の敵」を打ち破る
第4章  「栄・国・数」を制覇する
第5章  「地理・古文・歴史」を克服する

 

中学高校と

ただ教科書通りに知識を詰めこますだけで

体系的に教えてくれる先生は

本当に学校にいませんでした。

部屋のレイアウトや集中するための環境や気持ちの作り方など生活面への指導もあるようです。

私が高校生の時は、ワンコが邪魔しまくりで

結局一緒に遊んでしまい、家ではロクに受験勉強できませんでした(笑)

 

 

起業1年目の教科書

起業1年目の教科書

 

 

多くの人が持つ、起業に対する勘違いがあります。
それは……
「起業とはハードルの高い大きなチャレンジだ」
という勘違いです。
これによって、起業がうまく行かないわけですが……
陥る状況は、次の2パターンに分かれます。


1つは、無謀なチャレンジをしてしまうパターン。

もう1つは、「怖くて一歩も進めない」というパターンです。

私はたくさんの起業家のご相談に乗っていますが、うまく行っていないケースのほとんどはこのどちらかの状況です。
一方、成功する人は「起業に大きなチャレンジが必要ない」ことを知っています。
多くの人が感じるハードルは、自分が生み出した幻想にすぎません。
それが分かった人から次々と成功して行きます。
私が知る限りでは、うまくいっている人も、意志が弱くて、苦手なことがたくさ んあって、人見知りもします。体が強いわけでもありません。お金も最初はゼロからです。
要は「普通の人」です。普通の人が、結果を出しているのです。
ただ一つ、大きく違うところがあります。
それは……

成功している人は
大きな目標に到達するための
細かな階段を作っている
ということです。
最初の一歩目はとても小さいのです。段差がほとんどありません。
大きく投資しなくても、スキルがなくても人脈がなくても、一回で成功しなくても、
今できる小さな一歩を気軽に登ります。そして、無理せず一歩ずつ登って行き、 最後には目標を達成するわけです。
これは慣れれば誰でもできることです。

画期的なアイデア、夢・ビジョン、ビジネスモデル、お金、すべてなくても大丈夫!
本書を読めば、不安や恐怖が消える。

●起業1年目から成功する人は、ありきたりのアイデアでスタートする。
●起業1年目から成功する人は、ビジネスモデルは後から考える。
●起業1年目から成功する人は、うまくいかない前提で計画を立てる。
●起業1年目から成功する人は、商品開発に他人を巻き込む。
●起業1年目から成功する人は、自分の都合で価格を決める。 

初参加ひさしさんのご紹介です。

 

新たなプロジェクトの準備をしている際

参考にと手にとった一冊だそうです。

 

起業1年目から成功する人は、
「ビジネスモデルは後から考える」
・5分で目標を仮決めする
・数字に弱くていい
・最初は「将来の自分」を売る
・商品がなくても情報発信する
・売れてないときから人に任せる

 

これは頷ける部分があります。

夢が大きいと壮大な計画になってしまい

逆に身動きとれなくなるという事態に陥ることがあります。

小さなことからコツコツと…

できることから始める。

特に情報発信はSNSやブログなど

工夫すれば初期費用かけずに発信できます。

積み重ねが成功への第一歩なのですね。

 

 

 

語彙力こそが教養である (角川新書)
 

 

語彙が豊かになれば、見える世界が変わる。
教養あふれる大人になるための、実践的「語彙力向上講義」。

第1章 教養は言葉の端々に表れる
知性と語彙のレベルは1分でバレる/引用は「教養のアウトプット」である
/語彙へのアンテナを高める3ステップ ほか

第2章 語彙力アップには名著が近道
インプットの王道は、「毎日の読書」/気に入った作家の文章はすべて読み尽くす
/人間と語彙を磨きたければ、『論語』から ほか

第3章 テレビやネットでも言葉は磨ける
アマゾンレビューはインプットの宝庫/推奨! テレビっ子回帰
/映画は「字幕翻訳で観よ」 ほか

第4章 8つの訓練で「使える語彙」にする
オウム返しでインプット&アウトプット/日本語は、夏目漱石一人でマスターできる
/落語や漫才から、「笑いの語彙」をコピーする ほか

第5章 洗練された言葉づかいを身につける
語彙トレは、漢方薬だと思え/ワンランク上のアウトプット
/若者言葉とどう向き合うか? ほか

ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、あなたの知的生活をも豊かにする。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!読むだけでも語彙力が上がる実践的な一冊。(Amazonより引用)

MICOさんのご紹介です。

 

 

・古典を素読する。

これはとても共感します。

MICOさんと私は千年読書会という

毎月名作を読むオンライン上の読書会も主催しており、31回開催しております。

毎月名作を一冊読む、このおかげで語彙力は昔に比べて上がっていると実感してます。

ちなみに今月の課題本はこちら。

第31回千年読書会オンライン版【太宰治『お伽草子』】


・音楽、ドラマ、映画、インターネットなど

いろんな分野の「語彙」にアンテナを張る。

Amazonレビューには美しい日本語を駆使した紹介文が載っている事がある。多角的な視点を養い語彙や表現をつかむ。
・気に入った作家を見つけたら、著作をすべて読み漁り、その人の「表現の型」と「思考の型」を物にする。

・語彙力トレーニングの実践でドラマ「リーガルハイ」が紹介されています。

 

ドラマの主人公の弁護士(堺雅人)がものすごく早口で相手をまくしたてたり、批判したり

おちょくったり、とにかく目が回るような早ゼリフです。

8分超の早口でのセリフは圧巻です。

観る者を魅了する堺雅人さんの演技力に惚れます。

【リーガル・ハイ】 - 演説シーンが素晴らしすぎる! - NAVER まとめ

リーガルハイの名言まとめ(長台詞3選)

 

飾らずに語る会話の中に

知性を纏ったかぐわしい香りがする人、

素敵だと思います。

 

 

 

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書)
 

 

 稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか――〈愛の法則〉では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また〈国際化とグローバリゼーション〉では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。4つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。【目次】本書に寄せて――池田清彦/第一章 愛の法則/第二章 国際化とグローバリゼーションのあいだ/第三章 理解と誤解のあいだ――通訳の限界と可能性/第四章 通訳と翻訳の違い(Amazonより引用)

 

 

 わたくし前田の紹介です。

 

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

 

 この本の作者と言えばあ〜〜!とわかる方もいらっしゃると思います。

ロシア語の通訳や翻訳者として有名な才女で、

NHKロシア語講座の講師を務めた経歴もあります。

米原万里 - Wikipedia

残念ながら56歳で早世されました。

この一冊は闘病中に講演したときの模様を

まとめたものです。

 

どうしてこの本を選んだの?

と読書会で質問をいただきました。

 こちらの本がきっかけです。

 

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

 

 

米原万里さんが日々の生活を日記にしたためるような形で、本を紹介しています。

知識をひけらかすような圧迫感もなく、

知性と教養の泉のような米原さんから薫陶を受けるようなエッセイです。

同居している猫さん達のお話もたくさんあり

それもニャンコ好きな私にはとても楽しめる内容です。

 

講演では、世界の第一線で活躍していた通訳者の裏話が満載です。

通訳というお仕事は、ただ外国語に変換するというものだけではなく、その国の文化や歴史背景も熟知し幅広い教養を必要とします。

前出の本での膨大な幅広く読んでいる理由が

今回の本を読み改めて納得した次第です。

 相手に極めて短い時間内で伝えるには、

人としての厚みも必要不可欠なのです。

ちなみに米原さんから

通訳者を目指す人にメッセージで

外国語の小説を原書でスラスラと

楽しんで読めるレベルになれれば

大丈夫との事です。

 

 ご参加いただいた皆様、

ありがとうございました‼︎

 

ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ

 お別れの曲は

ラヴェル  『水の戯れ』です。

Ravel - Jeux d'eau - YouTube

ごきげんよう。

【「見る」という行為に関する深い思索】『この世界を知るための人類と科学の400万年史』

こんにちは。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎月第一日曜日に、一ヶ月で読んだ本の中から選りすぐりの一冊を紹介していきます。のはずですが、先週はスコーン!と更新するのを忘れていました。


しかも、直近の朝活読書サロンは二度寝して欠席するという誠にもってお恥ずかしい醜態もさらす始末。しっかりしてちょうだい!とママ&チーママから叱咤の声が飛んできてもおかしくなりません。ごめんなさい。


本当は前回の朝活読書サロンで紹介する予定だった本をこちらで紹介します!


レナード・ムロディナウ著、水谷淳訳『この世界を知るための人類と科学の400万年史』



科学研究という営みの歴史を辿ることで、科学の本質、科学者の人間的な側面、人間特有の自然の見方を探ります。何よりも本書で感じ入ったのは「見る」という行為に関する深い思索です。アリストテレスニュートンハイゼンベルクと何が行われてきたか。


二千年近くに渡り科学の進歩を妨げてきたアリストテレスの呪縛をニュートンが破壊し、目の前の事象を受け入れるためにニュートン的な世界観をハイゼルベルクが捨て去った。視点を変える=全く新しい概念を受け入れるのがどれほど難しいか想像できますか?


この世界を少しだけ違うように「見る」ことをしてきた先人たちが、それぞれの空想を次々と膨らませてきたことにより、人類の知識は進歩してきました。ある問題を別の角度から捉え直して見てみることが大切なのですね。言うは易く行うは難しでありますが。


著者の父親がこう言ったそうです。数百年前の世界を見ると今日感じられるのとは全く異なる現実が見えてくる、と。つまり、見る角度を数百年前の目線に置き換えてみれば「新しい」何かが見えてくるのかもしれません。世界を少しだけ違うように見てみよう。


本書読む前にとても良く似た別の本を読みました。スティーヴン・ワインバーグの『科学の発見』という一冊です。過去の偉人が積み上げてきた方法や理論を現代の観点で批判することに躊躇しない、ウィッグ史観の確信犯が放つ「不遜な歴史書」と銘打たれたもの。



合わせて読むことで楽しさのシナジー効果が期待できる二冊です。ちなみに、私は『この世界を知るための人類と科学の400万年史』押しです。先に『科学の発見』を読んでおいてからこと楽しめたのですが、然るべくその順番で読まされたはずと信じているからです。


是非ご一読を!

第8回Collective Intelligence英語科

 

こんにちは。

今朝は第8回Collective Intelligence 英語科でした。

英語上達へ導いてくださる先生は、

 

日本国憲法はどう生まれたか? 原典から読み解く日米交渉の舞台裏 』の著者

青木高夫さんです!

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(写真左、青木先生)

 

 

 

 今回は先月5月27日に広島を訪れた

オバマ大統領のスピーチを

初見で読み解きました。

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 オバマ大統領直筆原稿。

From Hanoi to Hiroshima: Reflections on an Historic Trip — The White House — Mediumより引用

引用先の

ホワイトハウスのローズ大統領副補佐官のブログでは自身がスピーチライターと噂されていることに関し否定するように、5月31日のブログでオバマ大統領直筆スピーチ原稿の写真を載せることで、オバマ大統領自ら書いたことを強調しています。

 

 

【We 】が多く使われています。

我々、人類。

人類の矛盾を改めて考えさせられます。

 

 

(全文)

Seventy-one years ago, on a bright cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself.

Why do we come to this place, to Hiroshima? We come to ponder a terrible force unleashed in the not so distant past. We come to mourn the dead, including over 100,000 Japanese men, women and children, thousands of Koreans and a dozen Americans held prisoner.

Their souls speak to us. They ask us to look inward, to take stock of who we are and what we might become.

It is not the fact of war that sets Hiroshima apart. Artifacts tell us that violent conflict appeared with the very first man. Our early ancestors, having learned to make blades from flint and spears from wood, used these tools not just for hunting but against their own kind.

On every continent the history of civilization is filled with war, whether driven by scarcity of grain or hunger for gold, compelled by nationalist fervor or religious zeal. Empires have risen and fallen, peoples have been subjugated and liberated, and at each juncture innocents have suffered -- a countless toll, their names forgotten by time.

The World War that reached its brutal end in Hiroshima and Nagasaki was fought among the wealthiest and most powerful of nations. Their civilizations had given the world great cities and magnificent art. Their thinkers had advanced ideas of justice and harmony and truth, and yet the war grew out of the same base instinct for domination or conquest that had caused conflicts among the simplest tribes, an old pattern amplified by new capabilities and without new constraints.

In the span of a few years some 60 million people would die: men, women, children -- no different than us, shot, beaten, marched, bombed, jailed, starved, gassed to death.

There are many sites around the world that chronicle this war -- memorials that tell stories of courage and heroism, graves and empty camps that echo of unspeakable depravity.

Yet in the image of a mushroom cloud that rose into these skies, we are most starkly reminded of humanity's core contradiction -- how the very spark that marks us as a species, our thoughts, our imagination, our language, our tool making, our ability to set ourselves apart from nature and bend it to our will -- those very things also give us the capacity for unmatched destruction.

 

How often does material advancement or social innovation blind us to this truth? How easily do we learn to justify violence in the name of some higher cause?

Every great religion promises a pathway to love and peace and righteousness. And yet no religion has been spared from believers who have claimed their faith has a license to kill.

Nations arise telling a story that binds people together in sacrifice and cooperation, allowing for remarkable feats, but those same stories have so often been used to oppress and dehumanize those who are different. Science allows us to communicate across the seas, fly above the clouds, to cure disease and understand the cosmos. But those same discoveries can be turned into ever more efficient killing machines.

The wars of the modern age teach us this truth. Hiroshima teaches this truth. Technological progress without an equivalent progress in human institutions can doom us. The scientific revolution that led to the splitting of an atom requires a moral revolution as well.

That is why we come to this place. We stand here in the middle of this city and force ourselves to imagine the moment the bomb fell. We force ourselves to feel the dread of children confused by what they see.

We listen to a silent cry. We remember all the innocents killed across the arc of that terrible war, and the wars that came before, and the wars that would follow.

Mere words cannot give voice to such suffering. But we have a shared responsibility to look directly into the eye of history and ask what we must do differently to curb such suffering again.

Some day the voices of the Hibakusha will no longer be with us to bear witness. But the memory of the morning of August 6, 1945 must never fade. That memory allows us to fight complacency. It fuels our moral imagination, it allows us to change.

 

And since that fateful day we have made choices that give us hope. The United States and Japan forged not only an alliance, but a friendship that has won far more for our people that we can ever claim through war.

 

The nations of Europe built a union that replaced battlefields with bonds of commerce and democracy. Oppressed peoples and nations won liberation. An international community established institutions and treaties that worked to avoid war and aspired to restrict and roll back and ultimately eliminate the existence of nuclear weapons.

Still, every act of aggression between nations, every act of terror and corruption and cruelty and oppression that we see around the world shows our work is never done. We may not be able to eliminate man's capacity to do evil, so nations and the alliances that we formed must possess the means to defend ourselves.

Among those nations like my own that hold nuclear stockpiles, we must have the courage to escape the logic of fear and pursue a world without them. We may not realize this goal in my lifetime, but persistent effort can roll back the possibility of catastrophe.

We can chart a course that leads to the destruction of these stockpiles, we can stop the spread to new nations, and secure deadly materials from fanatics. And yet that is not enough, for we see around the world today how even the crudest rifles and barrel bombs can serve up violence on a terrible scale.

We must change our mindset about war itself -- to prevent conflicts through diplomacy and strive to end conflicts after they've begun; to see our growing interdependence as a cause for peaceful cooperation and not violent competition; to define our nations not by our capacity to destroy but by what we build. And perhaps above all we must reimagine our connection to one another as members of one human race -- for this too is what makes our species unique.

We're not bound by genetic code to repeat the mistakes of the past. We can learn. We can choose. We can tell our children a different story, one that describes a common humanity, one that makes war less likely and cruelty less easily accepted.

We see these stories in the Hibakusha: the women who forgave a pilot who flew the plane that dropped the atomic bomb because she recognized what she really hated was war itself; the man who sought out families of Americans killed here because he believed their loss was equal to his own.

My own nation's story began with simple words: "All men are created equal, and endowed by our Creator with certain unalienable rights, including life, liberty and the pursuit of happiness."

 

Realizing that ideal has never been easy, even within our own borders, even among our own citizens. But staying true to that story is worth the effort. It is an ideal to be strived for, an ideal that extends across continents and across oceans.

The irreducible worth of every person, the insistence that every life is precious, the radical and necessary notion that we are part of a single human family: that is the story that we all must tell.

That is why we come to Hiroshima, so that we might think of people we love, the first smile from our children in the morning, the gentle touch from a spouse over the kitchen table, the comforting embrace of a parent.

We can think of those things and know that those same precious moments took place here 71 years ago. Those who died, they are like us.

Ordinary people understand this, I think. They do not want more war. They would rather that the wonders of science be focused on improving life and not eliminating it.

When the choices made by nations, when the choices made by leaders reflect this simple wisdom, then the lesson of Hiroshima is done.

The world was forever changed here, but today the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is. It is worth protecting and then extending to every child.

That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

第59回朝活読書サロンCollective Intelligence


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こんにちは。
読書サロンへようこそ。

今朝は第59回朝活読書サロンCollective Intelligenceを開催しました。
イベントページはこちら。


今回から新たな場所での開催。
渋谷駅からすぐです。

渋谷駅からの道のりをブログに簡単にまとめました。

今回は我々主催メンバーも慣れない場所での
開催で、イベント告知を全くしませんでした。
にもかかわらず、集まっていただきありがたいことですm(_ _)m

ではではご紹介いただいた本です。

執筆した数多くの名作同様、ドラマチックな軌跡を描いたその生涯を、希少写真や直筆原稿、書簡類とともに紹介。(Amazonより引用)

ルーシーさんのご紹介です。
さすが別冊太陽!
カラー写真も豊富で、
資料としては群を抜いており、
私の大好物です♪(´ε` )
谷崎潤一郎の人生、特に女性遍歴など詳細に記されています。
ルーシーさんのとってもわかりやすい解説で
みんなの心に火がつきました!

マダムと私は
毎月名作を読むオンライン上の読書会、
千年読書会も開催しているのですが、
3月の課題本が
谷崎潤一郎『春琴抄』でした。
イベントページはこちら。

みんなこの月に谷崎潤一郎を詳しく調べているので、谷崎が描くエロスと女性について熱く語り合いました。
この時、朝の7時です(笑)

人生つれづれニャるままに 兼好法師

人生つれづれニャるままに 兼好法師



ネコ好き必見! 可愛いネコ写真と人生を楽にする知恵あります! 
誰もが一度は目にしながらも、多くの人が深く読み込むこともなく通り過ぎてきた『徒然草』。しかしこの、約700年前に書かれた名随筆には、「人生とは」、「恋とは」、「欲とは」、「かっこよさとは」、「新しくものごとを始めるときには」などなど、苦難の多い人生を、より楽に生きるための知恵が詰まっています。 その人生の知恵袋を、より「つれづれに」生きる可愛くも気高いネコたちの写真とともに、たっぷり味わっていく一冊です。 
鎌倉時代末期から南北朝時代に生きた人生の達人、兼好法師歌人としても名高く、後の世に「三大随筆」と呼ばれ讃えられることになる『徒然草』を執筆しました。 そんな彼の教えは、日々「つれづれなるままに」生きるネコたちと重なるものがあります。ネコと一緒に読むことで、その普遍的な考え方、思想がすっと理解できることでしょう。(Amazonより引用)

女性陣みんな猫が大好き♪
カワイイネコ様を見ているだけで癒されます。
ニャンコを見ていると、
兼好法師の悠々とした生き方と重なります。
古典が苦手な方でも、すんなり受け入れられる一冊です。

徒然草からは本当に学ぶ事が多い
時代を超える生きた学問です。

こちらはわたくし前田が読んだオススメです。ご参考まで。

ヘタな人生論より徒然草 (河出文庫)

ヘタな人生論より徒然草 (河出文庫)




女流官能小説の書き方 (幻冬舎新書)

女流官能小説の書き方 (幻冬舎新書)


妄想好きなら、誰でも書ける。 登龍門「団鬼六賞」選考委員も務める第一人者による徹底講座。 
今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
キングのご紹介です。
こちらの本の詳細はキングの書評ブログに
掲載されております。

読書会の様子も書いていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m

大事なのは妄想力!

私がキングの解説を伺っていて
最近考えていたことと繋がりました。

女性にモテないとお悩みの殿方。
このようなジャンルの本を読んでみるのも教養の一つだと思って試しに読んでみてはいかがでしょう。
この本は女流官能小説の書き方ですが、
小説から女性の気持ちを理解して、
読む時、相手の立場になって妄想してみてください。
女性ひとり一人違うから正解はないけど
「そうなの⁉︎」と意外と女心を知らなかったりするものです。



フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (RiViERA)

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (RiViERA)



全世界6,300万部突破! 
ダ・ヴィンチ・コード』『ハリー・ポッター』を超える、史上最速ベストセラー! 待望の日本語版! 女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレイにひと目で強力に惹かれる。彼が運命の人なの? グレイもアナに好意を持っているのか、彼女の行く先々に姿を見せた。ふたりは急激に近づいていくが、やがて、グレイの倒錯した秘密の顔が明らかに……。(Amazonより引用)
シゲさんのご紹介です。
毎日書評を書いているブクレコにこの作品の詳細が掲載されております。


マミーポルノというジャンルを確立した
この作品。
著者も主婦、そして読者の大半が主婦と、
絶大な支持を得た官能小説です。
ハリーポッターを超えるってスゴイことです。
ユニバーサルジャパンに
この作品のコーナー作ったら
秘宝館の状態になるということですね。


この表紙のネクタイ。
ハンサムなグレイが愛しあった時に
アナを縛ったネクタイ。
人前でグレイはこのネクタイをワザとつけているのをアナが目撃して(*´д`*)ハァハァ 

アナは処女でした。
二人が初めて結ばれた時、
バニラ・セックス(「平凡な小道具を使わない性愛」という意味のクリスチャン・グレイによる造語)を楽しみます。
なるほど、官能的な表現ですな。

私は以前マダムから上巻をお借りして読みましたが、この作品は読書サロンのメンバーでは少々物足りないです(笑)






名画 絶世の美女 ヌード (中経の文庫)

名画 絶世の美女 ヌード (中経の文庫)


世界を誘惑した裸身の120人!大好評シリーズ第二弾は、裸身の美女たち。ダナエ、イヴ、ルクレティアなど神話や歴史に登場する名だたる美女たちを、ティツィアーノゴヤ、アングルら一流の画家たちが描いた、ヌード画のオールタイム・ベストがこの一冊に!美しき女性たちの妖艶なる競演が今、はじまる。(Amazonより引用)

この本の帯が裸体を隠していて
秘め事のようでセクシーですね。
はたして芸術とエロスの境界線は一体どこで引かれるのでしょうか。
宗教的な問題など、時代によって評価が
コロコロ変わります。
美しいと観る者を魅了する素晴らしさがあれば
それは全て芸術だと思います。


ブグロー
ヴィーナスの誕生La Naissance de Vénus』
(ウィキペディアより引用)
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姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫JA)

姫百合たちの放課後 (ハヤカワ文庫JA)


本作は、森奈津子の 持ち味が最大限発揮されている『百合コメディ』というジャンルに括られる 短編小説から、8編を選りすぐった作品集です。“百合”(※女の子同士の恋愛) という一見難解な、あるいはマイナーと思われるテーマにも関わらず、 森奈津子独自の「笑い」の要素が入ることにより、単なる官能小説ではなく インパクトのある娯楽作品となっています。 
「ああ、静香お姉様!気高く清らかな白百合!わたくしがあなたを守ってさしあげます!」―サディストの魔手が迫る美しき先輩・静香の純潔を守るため、一計を案じた女子高生・純子の奮闘を描く表題作、オリンピック正式種目となった“自慰道”に懸ける青春「花と指」、地球外生命の侵攻から人類を救うレズビアニズムの奇跡「2001年宇宙の足袋」など、可笑しくも甘酸っぱい全9篇を収録する“百合コメディ”作品集。(Amazonより引用)
シゲさんは百合とレズビアンの違いを
教えてくださいました。
私はこの分野は詳しくないので、
ヘェ〜_φ(・_・   の連続。
まとめがあったのでこちらをご覧ください。


出ない順 試験に出ない英単語 文庫版

出ない順 試験に出ない英単語 文庫版


シリーズ累計5万部突破! あの、爆笑例文で学ぶ英単語本が文庫サイズになりました! 試験には出ません。 
とてもくだらない例文で、英語を学びましょう。(Amazonより引用)

わたくし前田の紹介です。

現在、朝活読書サロンともう一つ、
ブログにも書いておりますが
Collective Intelligence英語科が隔週開催しています。
大学以来、英語を勉強していなかったので、
なるべくいろんな英語に触れようと、
手に取ったのがこの本。

80%以上は下ネタです。
もうタイトルが【試験に出ない】。
完全に進む方向を間違えている私(笑)
お師匠さま、ダメな生徒でゴメンナサイ。

楽しく学べれば上達します♪(たぶん)

一例をば


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ダメだコリャ。
次行ってみよう(=゚ω゚)ノ



広岡浅子 語録

広岡浅子 語録


NHK朝ドラで今秋スタートする『あさが来た』。その主人公のモデルとなる女性は、 明治、大正期に活躍した実業家であり、女性の人権・地位向上に尽力した広岡浅子氏です。 
本書は、1918年に発刊された氏の唯一の著書『一週一信』をベースに言葉そのものをテーマに据え、当時の貴重な写真や資料を使いながら、“語録"というスタイルで広岡浅子氏の人生を紹介していく、 番組の副読本としても活用できる本となります。
九州の炭鉱開発、門司税関の開設、銀行の経営、大同生命保険の創業、日本女子大学校の創立、大阪YWCAの創立などに尽力し、そして若き日の『赤毛のアン村岡花子や女性活動家の市川房枝に薫陶を与えた広岡浅子!女性の権利が確立されていない明治期に実業の世界で成功するとともに、女性の権利・地位向上のために尽力した「九転十起」の女傑!NHK朝ドラ『あさが来た』主人公“あさ”のモデル広岡浅子の名言と波瀾万丈の人生。(Amazonより引用)

Micoさんのご紹介です。

NHKの「あさが来た」ホームページは6月1日で終了予定なのでウィキペディアを。

浅子は京都の豪商三井家の令嬢として生まれながら、嫁ぎ先の大阪の商家・加島屋の立て直しに奔走します。

九州の炭鉱開発、門司税関の開設、銀行の経営、大同生命保険の創業、日本女子大学校の創立、大阪YWCAの創立などに携わりました。 

これだけのパワー溢れるキャリアウーマンは
現代でも数少ないと思います。
困難にぶつかって転んでも立ち上がる精神力。
女性で学校を創立した女性で私が知っているのは津田塾大学津田梅子さんですが、広岡浅子さんに知名度がない理由の一つに、当時の時代背景ゆえ、夫の名前(廣岡信五郎は女子大学校の創立委員の一人である)を前に出して自分の存在感が出さないように配慮していたようです。

「女に教育は不要」と当時の慣習で、
幼い頃に大好きな学問を禁じられ
苦い体験を持つ浅子は
梅花女学校の校長であった成瀬仁蔵の著書
『女子教育』に大いに共感し、
金銭の寄付のみならず、
成瀬と行動を共にして政財界の有力者に協力を呼びかけるなど、行動力のレベルが桁違いです。

浅子のペンネームは九転十起生(きゅうてんじっきせい)。明治を代表する女性実業家であり、豪気・英明な天性から「一代の女傑」と称えられたそうです。
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皆様ご参加いただきありがとうございました!
今回はあまりにも濃すぎる内容で、
キングはロールプレイングゲームでいうところのHP0で、体力が全て消滅してしまい、
フラフラでした(笑)

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次回は
5月26日木曜日の予定です。

ではごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ
お別れの曲は
椎名林檎「錯乱」です。


朝活読書サロン開催場所への行き方

渋谷駅から歩いてすぐですが、

昔、方向音痴の私は迷ってしまった事があるので、簡単に説明させていただきます。
 
 
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ゴールのパン屋さん。
2017年6月から店名が変わり、
【Boul'ange】です。
 
 
まずJR渋谷駅宮益坂口から
(東口からでも大丈夫です)
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ずっと工事して若干通り道に変化があったり、
わかりづらいのでお気をつけください。
出ますと東口バスターミナルが目の前に。
 
 
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左手側に歩くと
 
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左に「ちふれ化粧品」の大きな看板がついているビル。
右にレンガ風の茶色の「りそな銀行」のビル。
 
この「ちふれ」の看板があるビルにたどり着けばゴール( ´ ▽ ` )ノ
目的地のパン屋さんです。
 
 
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Boul'ange渋谷店
 
こちらの正面玄関を入り、
店内の階段で二階へ上がります。
 
店名はBon Vivant(ボン・ヴィヴァン)
 
正面レジの左側にくぼんだような奥まった席が
あります。
ご飲食代は各自ご負担です。
先にご注文してから、お席へどうぞ。
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こちらで皆様のお越しをお待ちしてます!

 
詳細地図はこちらをご覧ください。
 
 
 
 

第58回朝活読書サロンCollective Intelligence


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こんにちは。
読書サロンへようこそ。

今朝は第58回朝活読書サロンCollective Intelligenceを開催しました。
イベントページはこちら。


今回はいつもお世話になっている
開催場所であるbeezさんが入居している
ビルが渋谷の再開発で取り壊しの為、
4月いっぱいで営業終了。

この場所での読書会は最後となりました。

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たくさんの思い出が詰まった場所です。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
beezを惜しむ回として
たくさんご参加いただきました!

県境マニア! 日本全国びっくり珍スポットの旅

県境マニア! 日本全国びっくり珍スポットの旅


見る!遊ぶ!食べる! 定番スポットからとっておきの穴場まで、 ロマン溢れる30県境を徹底ナビゲート! 
今すぐ仕える アクセスマップ&周辺ガイド付き ------------------------------------------ 
秘境駅、ダム、酷道険道、 廃墟マニアも必見! 
☆隣の家は違う県! 民家の横30センチを横切る”鼠ヶ関の県境” 
☆ご利益も2倍!? お賽銭箱は2つある県境またぎの”熊野皇大神社” 
☆電車を降りたらそこは県境! 仙人が住む超有名秘境駅”大和田” 
☆取材多数の定番珍スポット! 建物を県境が貫く”渋峠ホテル” 
☆店内に県境線があるショッピングセンター”イオン高の原店” 
☆県境標識が48個! 怒涛の県境またぎ国道”高野龍神スカイライン” 
本書は県境を舞台にした小説でもなければ、 すでに出版されているような、 県境に関する地理や歴史のエピソード集でもない。これは、日本初の県境にスポットを当てた旅行記だ。 ――「はじめに」より(Amazonより引用)

楠田さんのご紹介です。
調べてみると、たくさん面白い県境が山ほどありますね〜。
ウィキペディアから引用すると、
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田んぼの中の三県境点。畦が境界線となっている。向かって右側が栃木県、左側が埼玉県、奥が群馬県
3つの都道府県境が一点に集まる箇所を三県境または三国境(みくにざかい、さんこくきょう)と呼ぶそうです。
この真ん中にいたら、おぉ〜っ!∑(゚Д゚)と
テンション高くなる気持ちわかります。
 県境を主役にした旅をしてみるのも楽しいかも♪

日本一の秘書―サービスの達人たち (新潮新書 411)

日本一の秘書―サービスの達人たち (新潮新書 411)


誰からも「最高の社長秘書」と言われる彼女は、いったいどこがちがうのか?思わず心がくすぐられる、幸せな気分になる…そんな究極のサービスを提供する「サービスの達人たち」が全国にいる。四万人の顔を知る横浜の名物ドアマン、警察の偉才・似顔絵刑事、シミ抜きクリーニングの名人、まごころを運ぶ富山の薬売りなど、平凡な人による非凡なるサービス―その極意と真髄がここにある。(Amazonより引用)


Kさんのご紹介です。
海外と日本の最先端の仕事を日々こなすKさん。
よりプロフェッショナルを目指してこの本を手に取ったそうです。
 「日本一の秘書」というタイトルですが、
・ 四万人の顔を知る横浜の名物ドアマン、
・ 日本一の秘書、
・似顔絵刑事(千葉県警)、
超神ネイガー(秋田の子どもたちのヒーロー)、
 ・シミ抜きクリーニングの名人、
・ 福岡中洲の焼き鳥屋、
 ・富山の薬売り
さまざまな業種の「達人」を紹介しています。

タイトルの日本一の秘書とは、CoCo壱番屋の社長秘書中村由美さんのことです。

インタビュー記事がありましたのでご覧ください。中村さんのお人柄や仕事への信念が伝わります。

教養としての官能小説案内 (ちくま新書)

教養としての官能小説案内 (ちくま新書)


美少女から人妻、熟女、女教師、くノ一に尼僧。少年ものに性豪もの。凌辱系から癒し系まで―官能小説の世界は、欲深い読者たちの嗜好に応じて多種多様なジャンルの作品が淫らに咲きほこっている。人びとの想像力を喚起し股間を刺激するために…。こうした百花繚乱の表現世界は、いかにして形成され成熟したのか。本書では、戦後の官能小説史を丹念にたどり、一時代を築いた優れた作家たちの名作と、彼らが骨身を削って生み出した表現技法を紹介しながら、この秘密に迫る。(Amazonより引用)

キングのご紹介です。
読書会の様子もブログに書いていただきました!
ありがとうございますm(_ _)m


キングが18🈲と予告していたので主催のマダムと私はとてもワクワク♪
我々二人の期待があまりにも高まり過ぎていて、 (*´д`*)ハァハァ 
早朝の雰囲気に合わせたキングの説明が
ソフト過ぎました。
官能度数を高めるため、
この本で引用されている官能小説の一節を
キングに朗読していただきました(笑)
罰ゲームのような無茶振りw
確認するとこの時、朝の7時過ぎです。
キングご協力ありがとうございました*(^o^)/*

目のつけどころはシニアに学べ

目のつけどころはシニアに学べ


年上の友人をもつと、こんなに楽しい!世代を超えた「友情」をそだてる囲碁でひらかれるシニアの世界。(Amazonより引用)

政光さんのご紹介です。
著者の根本さんは、
2005年7月、業界唯一のプロフィール公開囲碁サイト『石音』運営開始。千人以上のシニアにパソコン操作、囲碁指導を行う。社団法人全日本囲碁基会の企画委員長も務めています。
石音では政光さんも金曜日に囲碁の指導を無料で行ってますので、囲碁に興味のある方は是非ご覧ください。

囲碁を通じて、ものすごく年上の【友達】ができた著者。
たくさんの気づきを経験値の高い年上のお友達がもたらしてくれます。
年上のお友達がいないなんてもったいない!
囲碁への愛情と友人への愛情がつまった一冊です。



1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣

1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣


顧客満足で満足している会社に未来はない。ファンをつくれない会社に未来はない。熱狂的ファンをつくる3つの秘訣とは-自分が何を望むのか決定せよ、顧客の望むことを発見せよ、ひとつ余分に実行せよ。 (Amazonより引用)

若菜さんのご紹介です。
熱狂的なファンを作る3つのポイントとは…

①自分の望むサービスのビジョンを作る。ビジョンがないとお客様のいうことに翻弄させられてしまうから。
②顧客の要望を見つける。
③少し余計に実行する。多くのことに着手すると一貫性がとれない中途半端なサービスとなり逆にお客様の信頼を失う。

私もお客様と接する機会が多いので、
とても参考になりました。
③がサービス業だけでなくほとんどの企業が
気をつけなければいけないことです。
高い確率で見落とすポイントです。
過去に受けた同じ過剰な親切を受けることができないと、いくらサービスの質が高い基準であろうと、人はガッカリするのです。
ガッカリすると、努力していても評価が下がる。
人間とは欲張りな生き物ですから、
維持できない過剰なサービスはしない方が良いのです。




恋の終わりは、いつも同じだけれど…。 (読書がたのしくなる世界の文学)

恋の終わりは、いつも同じだけれど…。 (読書がたのしくなる世界の文学)


◎本巻のテーマは「恋」。 ●近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。「朝の十分間読書」にも適応。 
●作家ごとの編纂ではなく、各巻に「テーマ」を設けたアンソロジーである。さまざまな作家のバラエティに富んだ作品に、読者はふれることができる。アンデルセン、グリムといった童話作家から、ツルゲーネフモーパッサンディケンズといった、現在も読み継がれている大作家の作品までを収録。 
●「ニッポンの文学」同様、テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。なにより、読みやすさを追求。 
●本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。 
●テーマの設定、作品セレクト、および、鑑賞文等の執筆は、読書指導のベテランである現役教師・司書らの「編集委員」に担当していただく。現在の中学生の「読書力」と「興味」を十分見据えた内容である。(Amazonより引用)

ルーシーさんのご紹介です。
恋というものが、なんとなくまだ掴めない年頃のお子さん達に名作を通して伝われば…と
ルーシーさんの愛情が溢れるオススメの一冊。
飽きさせないような工夫も散りばめられています。
泣くこともあるかもしれないけど、
恋を知って素敵な大人になれますように。



電車のハシに座る人は、成功できない

電車のハシに座る人は、成功できない


ダメか?」「一流の人はファストフードを食べない」…世界の調査・実験がはじき出す誰でも実践できる成功原則!
ナメられるかどうかは、夏の半袖シャツで決まる。上司のマネをすると、3割増しで応援される!「甘え上手」なら、年収も出世も思いのまま。お金をたくさん稼ぐ人には、いったいどのような特徴が見られるのだろう。どんどん出世していく人には、どのような特徴があるのだろう。心理学が丸裸にした、ズバ抜けてお金を稼ぐ人の秘密!(Amazonより引用)

ひろみさんのご紹介です。
タイトルのインパクトありますね〜。
私は電車では端っこ、バスでは一番奥が大好きなので身を乗り出してお話伺いました。
人の深層心理をグイグイ引き出しますね。
最近電車で真ん中に座るようにしています♪



鴎外のマカロン―近代文学喫茶洋菓子御馳走帖

鴎外のマカロン―近代文学喫茶洋菓子御馳走帖


作品中に登場した菓子や飲み物を、作品から引用し解説。(Amazonより引用)
Micoさんのご紹介です。
戦前の文学に洋菓子や紅茶、ソーダ水、カステラやシュークリームといった、文豪たちが当時としてはとてもハイカラだった食べ物や飲み物をキラキラ輝くような美しさや美味しさを表現している作品の一節をまとめた一冊です。
やっぱり今も昔も甘くて美味しいものは、トキメキますよね〜♡
キレイなミントグリーンの装丁で、
カロンを連想させます。
当時の文化も垣間見れる貴重な資料でもあります。



ジルバの店 BAR OLD JACK & ROSE―――終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。
ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹 新(うすい・あらた)、40歳。大手スーパーの倉庫で働く彼女は、恋人なし、貯金なし、老後の安心なしの崖っぷち人生。リストラで希望の職場も追われ、夢も、仕事も、結婚も、あきらめかけた彼女が、笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れていた何かを取り戻していく。
昼と夜、二足のワラジで働くことになった、見習いホステス・“アララ”。彼女のシングルライフに、どんな変化が訪れるのか!?(Amazonより引用)
わたくし前田の紹介です。

なんとなく読み始めたらものすごく面白くてビックリした作品です。
私も独身なので、主人公のアララさんの気持ちが血が吹き出そうなくらい(つまり痛いほどw)共感するところがありました。
自分を変えようと一歩踏み出すだけで、
こんなにも新しい発見があると気づいたアララの喜びに、読みながら私も一緒に喜んでいました。
アララは、祖母くらいのホステスのお姉様たちの壮絶な生い立ちを聴き、それが包容力や優しさの原点となって女性の美しさを引き立たせていることに気づきます。

健全な高齢バー作りたいですね〜。
おじいちゃんおばあちゃんになったら
読書会メンバーで作りますか(#^.^#)


皆様、本日もご参加いただきありがとうございましたm(_ _)m

お別れの曲は
Rachel Platten "Fight Song" です。
また次回、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ




【やっぱり「娘」もバイブルでした】『ビジネスマンの父より娘への25通の手紙』

おはようございます。readingsalonのブログ、共同執筆者の北澤です。毎月第一日曜日に、一ヶ月で読んだ本の中から選りすぐりの一冊を紹介していきます。


朝活読書サロンには英語科があり、青木高夫師匠が隔週で英文読解の指南をしてくれています。次回からはキングスレイ・ウォードの『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』がテキストになります。そういえば「息子」は読んだことはあるけれども「娘」はないな... というわけで読んでみました。私にとって「息子」はバイブルですが、この「娘」も負けず劣らず野一冊です。やっぱり「娘」もバイブルでした。


キングスレイ・ウォード著、城山三郎訳『ビジネスマンの父より娘への25通の手紙』



「息子への手紙」は著者が大病を患った時に、息子への遺産として人生から得た貴重な教訓を伝えるべきだと考え、手紙として「静かに書かれた言葉」によって綴られたものです。そんな著者が娘に対して伝える言葉がないはずはない。何とも野次馬根性的な発想ではありますが、このような野次馬は大歓迎です(笑)編集部が打診したところ、著者からは次のような回答があったそうです。

もちろん、伝えるべきことはある。ただし、本当に書く気が起るまでは待って欲しい。二番煎じのものと見られたくもないし


「息子への手紙」同様に、手紙の最後に添えられる発信者名がまた良いのです。その多くは「父より」となっていますが、時には「お節介者より」「男性の一人より」「おじいさんになって誇らしさでいっぱいの父より」といった変化球を投げています。確か「息子への手紙」では「君の応援団長より」といった表現があったかと思います。ちょっとした表現に愛情が溢れていて素晴らしい。


「娘への手紙」で面白かったのは酒とアルコールについて。酒を飲むならくつろぐためか楽しむためにしておくようにと言うかたわらで「酒と麻薬のどちらかを選ばなければならないときには、酒にするように」と釘を刺しています。そして「しかし、飲み過ぎたときには、迎えにいくから、必ず電話をするように」というフォローも忘れません。やはり娘には息子と違う気遣いがあります。


もうひとつ面白かったのが管理職としての心構えについて。管理を必要とするのは物だけであり、部下が必要とするのは指導である。そして何よりも自分の働きが認められ高く評価されていると感じさせなければならない。そのように語る一方で「しかしときには、正真正銘の「屑」に当ることがある」「屑はさっさとつまみだして捨てるように」という手厳しい考えも披露しています(笑)

「息子への手紙」で最も印象に残ったのは「礼儀正しさは最大の武器である」ということでした。この「娘への手紙」では、失敗や失望また挫折などに対する心構えが印象に残りました。大切なことは人生を形づくる客観的な出来事ではない。大切なのは「これらの出来事にどのように対処して、それぞれの人生を形づくるか、ということである」と。不条理にどう向き合いどう対処するか。


「息子への手紙」とはまた違った味わいはありますが、女性だから「娘への手紙」を読み、男性だから「息子への手紙」を読むということではなく、息子も娘も人生の糧になる金言があふれています。息子に負けず劣らず野内容です。やっぱり「娘」もまた人生のバイブルでした。